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2021.04.09

好きを追求し続ける男!ピース 綾部 祐二さんのハーレーダビッドソンミュージアム訪問取材記

2021.04.09

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前回の「TSUNAMIハーレー」対面に引き続き、ハーレーを心から愛する芸人のピース 綾部 祐二さんによるハーレーダビッドソンミュージアム訪問レポートをお届けする。自身二度目の訪館ながら、圧倒的な台数とユニークな展示に改めて新鮮な驚きを覚えたという。「こんなにたくさんのハーレーに囲まれる場所なんて他にない!」と手を打った大興奮の時間。壮大な展示車両の中でもっとも気になった1台とは?

400台を越える歴史的モデルが保管される聖地

「まずは大きさ広さ。とにかく圧倒的。ハーレー好きの僕にすればハーレー=アメリカですから、どこよりも最初にこの聖地を訪れたかった。しかし、何度来ても施設のデカさに息を呑みますね」

綾部 祐二さんが初めて“ハーレー・サンクチュアリ”を訪れたのは、ニューヨークに活動拠点を移した2017年の翌年。その際は東京で手に入れた、背中にMILWAUKEEと記されたヴィンテージのハーレーTシャツを身につけたそうだ。そして今回も私物のハーレーロゴ入りジャケットで登場。これが聖地巡礼のしきたりだという。

ハーレーダビッドソンミュージアムでポーズするピースの綾部祐二さん

綾部さんが紹介してくれるハーレーダビッドソンミュージアム。その概要に触れておく。1903年に設立されたハーレーの歴代モデルを収めた博物館がオープンしたのは、創業105周年を迎えた2008年7月。場所は、ウィスコンシン州ミルウォーキーのハーレー本社脇の、メノモニーバレーと呼ばれるエリア。東京ドーム1.5個分に相当する20エーカーの敷地内に建つミュージアムに、400台を越える車両が保管されている。

アメリカウィスコンシン州ミルウォーキーにあるハーレーダビッドソンミュージアム

とにかくこの場に来ると気分の高まりが抑えられなくなると、綾部さんは言う。そんな熱烈なファンならではのお茶目なエピソードを教えてくれた。

「今回は休館日にも関わらず取材を受けていただき、ハーレーダビッドソン本社で働くティムさんとミュージアムスタッフのスティーブさんが館内を案内してくれました。彼らにトイレの場所を聞いて向かったときなんですが、創始者の曽孫で館長のビル・ダビッドソンさんのデスクを教えてくれたんです。その周囲がまたブラック&オレンジで統一されていてオシャレなんですよ。テンション上がりますよね。そしたらスタッフに、そこはまだ博物館じゃないぞと笑われました」

ウィリーGダビッドソンが描いたイラストが壁に描かれているスタッフの休憩室の壁にあるWille G Davidsonが描いたというイラスト。壁には来館した著名人のサインがびっしり。

ミュージアムに飾られた数々のハーレーダビッドソンの車種ミュージアムに飾られた多くのハーレーに思わず顔が綻ぶ綾部さん。

お気に入りの車種を見つけて微笑むピース綾部祐二

「ハーレーの歴史は止まっていないと強く実感します」

館内独占の特別なツアーとなったためサイドストーリーは尽きないが、ここからは展示物の紹介に切り替えてもらおう。様々な部屋が用意されているというミュージアム内で、綾部さんが真っ先に向かったのは!?

「これはもう、自分が乗っている1977年型XLCRカフェレーサーの前に行きましたね。ミュージアムに展示されているバイクの方はほぼ新車状態できれいですから、自分が乗っている40年以上経過した愛車との相違点探しは時間を忘れます。大好きなビンテージモデルは、特に舐めるように見回します。どれも保管状態が最高なんですよね」

1977年モデルのXLCRカフェレーサー綾部さんご自身が所有する77年のカフェレーサーXLCRをまじまじと見つめる。

「好みの年代から遡って、ハーレー最初のモデルの展示場所へ向かいました。もともとは自転車用のバイクエンジンとして開発されたようで、鉄馬と呼ばれるようになったハーレーとは想像もつかないくらい華奢なんですよね。ここから100年を越える歴史が始まったかと思うと、背筋がしゃんとします。ここに来たら、1号車は必ず拝まなければいけません」

初代ハーレーダビッドソン自転車用バイクエンジンの開発で完成したハーレーダビッドソン第一号。

20世紀初頭の車種の展示ボートトラックレースやヒルクライムなどで使われていた20世紀初頭のハーレー。

「美術館のような華やかさを演出しているのが、歴代タンクがずらりとディスプレイされた展示セクション。これはまさしくアート。すっごくキレイです。他にも歴代のエンジンが壁に埋め込まれた展示セクションや、様々なカスタムハーレー、有名なハリウッド映画に登場した車種の展示もあります。それから、最新モデルにまたがれるブースもあって僕も実際またがらせてもらいました。新しいハーレーもいいですよね。今は電動のライブワイヤーもあるじゃないですか。館内の歴史的モデルを見た後で最新モデルに触れると、ハーレーの歴史は止まっていないと強く実感します」

カラフルなバイクタンクの展示1903年からデザインやカスタマイズされたというタンクを集めた展示。

デコレーションされたエレクトラグライドたくさんのラインストーンやライトでデコレーションされたエレクトラグライド。

分解されたバイクの展示、飾ってあるバイクのパーツは全てカスタマイズが可能カスタム可能なバイクのパーツの種類。バイクほとんどのパーツはカスタマイズできるというから驚きだ。

マーベルの人気シリーズキャプテンアメリカで登場したハーレーWLAミリタリー「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」で使用された1942年型のWLAミリタリー。

映画イージーライダーで登場したチョッパーとターミネーター2で登場したファットボーイ映画イージー・ライダーで使われたチョッパーとターミネーター2で使用された「ファットボーイ」。共にレプリカだがファンにはたまらない。

スタントで使われたというバイク。

「今回、休館日の特別訪問ということで、普段はアクセスできない場所まで見せてもらえたんです。それがアーカイブ保管庫。貴重な車両の整備やレストアをするスペースでもあるらしいんですが、そうそうたるモデルが巨大な立体駐車場みたいなところに収まっているんです。ボタン一つで動かせるんですって。ここはヤバかった!」

ハーレーダビッドソンミュージアムのバイク保管庫様々なハーレーが保管されているアーカイブ。今回特別に案内していただいた。

ハーレーダビッドソンの様々な車種が並べられている以前ミュージアムで展示されていた車種も含め多くのレアハーレーが並ぶ。

本国のスタッフとポーズを取るお笑い芸人綾部祐二館内を案内してくれたティムさんとスティーブさんと。

レアなものを所有しているなら君を飾ったほうがいい!

ニューヨークにいる綾部さんとの対話はリモートで行った。日本との時差が14時間なので、話し込むほどに現地の夜が更けていくというタイミングだった。にもかかわらず、ミュージアムツアーのレポートは熱を帯びていく。今回特に目を見張った展示物の話をしている最中は、PCの画面に前のめりの綾部さんが映り続けた。

「ミニバイクの脇にビンテージのアパレル展示もされていたのですが、その一つがデニムのセットアップ。実は僕、そのコーディネイトまんま持ってるんです。スノーモービルのブースに飾ってあったスキーウェアの展示も同じく持っているもので。思わず、うわって叫んじゃいましたから。まさかミュージアムに飾られているものだったとは!?って。現地のスタッフにその話をしたら、またまた言われちゃいましたよ。“そんなレアなものを所有しているなら、君をそのまま飾ったほうがいいって”笑」

ハーレーダビッドソンビンテージアパレルのデニムジャケットとジーパンとシャツ館内に展示されていたビンテージのアパレルと同じ物を所有しているという。

ビンテージアパレルのスキーウェアスキーウェアはなんと取材前にたまたま購入したばかりだという。

スキーウェアの展示の前で興奮気味に話すピース綾部祐二興奮気味に自身の携帯で画像を見せる綾部さん。スタッフのスティーブさんも同じ物を探していたという。

実は綾部さん、ニューヨークで暮らすようになってからネットショッピングにハマったそうだ。

「服は店で買うものと思い込んでいたんですが、気紛れでeBayをのぞいたら、信じられないほどハーレーのウェアやグッズが掲載されていたんです。そこで手始めに、XLCRカフェレーサーが表紙に出ている1977年のアパレルカタログを買ったら、もう止まらなかった。70年代を中心にしたウェアを買いまくりましたね。それがミュージアムで展示されていることに、最初に来たときは気付けなかったのかもしれない。アパレルもまた時代を反映しているので、ウェアで歴史を感じるのもいいですよね。かなりマニアックな見方ですが」

「アパレル関連でお勧めしたいのが、ハーレーミュージアムにはミュージアムショップという場所があるんです。そこで買えるロンTはマストです。名前入りのオーダーができて自分だけのハーレーロンTを作ってもらえるんです。もちろん前回訪れたときもゲットしました。ただその時は名前を“AYABE”にしたんですよ。でも、こっちじゃファミリーネームで呼ばれないじゃないですか。なのでまた行く機会があれば“YUJI”で作りたいってずっと思っていたんです。今回、それが叶いました。次にミルウォーキーに行くときは、絶対にこの“YUJI”ロンTを着ていくのは確定ですね」

様々なハーレーアイテムが購入できるミュージアムショップミュージアムショップにはここでしか買えない限定商品もたくさん!

カスタムメイド可能なオリジナルロンTハーレーロンTにはバックに自分の名前を入れることができる!

それも含めて100年を越えるハーレーの歴史

2回に分けてお伝えした綾部さんのミュージアム取材記。最後に、数ある展示ハーレーの中でもっとも気になった1台を挙げてもらった。
「変にまとめるわけではなく、やっぱり“TSUNAMIハーレー”ですね。10年前の東日本大震災による津波で流されたハーレーが、人と人との繋がりを経て今ここに置かれていること。それが錆びるという形で動いていること。これは日本人として、何も言わなくても感じ取れるものがあるだろうし、それだけを見るためにここへ来てもいいと思います。このTSUNAMIハーレーも含めてハーレーの歴史なんですよね。100年を越える時間が詰まったミュージアムは、ハーレーファンにとって聖地であること間違いなし。ミルウォーキーはビールが有名な街でもあるけれど、僕にとってはハーレーの聖地。何度でも訪れたい場所です」

大反響だった綾部さんの「TSUNAMIハーレー」レポートはこちらから!

止まぬコロナ禍では彼の地に飛ぶことができず、そこでニューヨーク在中の綾部さんに取材記をお願いした次第だが、話を聞くほど聖地巡礼に興味が沸く。いつかそのときが来たら、ロンTのYUJIの文字を目印に、綾部さんの案内でハーレーダビッドソンミュージアムを訪れたい。

創設者のウィリアムSハーレーとアーサーダビッドソンが共にバイクエンジンの開発を行ったThe Shedと呼ばれる古屋初代ウィリアム・S・ハーレーとアーサー・ダビッドソンが自転車用バイクエンジンの開発を行ったという古屋のレプリカ「The Shed」。

ミュージアムの展示を嬉しそうに眺めるピース綾部祐二

Text:田村 十七男
Photos: Kosuke Matsuo
取材協力:Harley Davidson Museum
URL: https://www.harley-davidson.com/us/en/museum.html

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