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2021.03.26

スポーツグライドで行く箱根ワーケーション! 趣味と仕事を一挙に楽しむ新しい働き方

2021.03.26

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最初の緊急事態宣言の発出は2020年4月。それからの約1年間でこの世界が様変わりしていった事実は、リアルな生活の端々で誰もが実感しただろう。その過程で、いくつもの新しい言葉が生まれた。ウィズコロナ。アフターコロナ。ニューノーマル……。働く者にとって響いたのは、ステイホーム、テレワーク、リモートワーク等ではなかっただろうか。

そんなかつてない働き方を表すワードにも、続々と新語が登場している。今回注目したのは「ワーケーション」だ。ワークとバケーションを掛け合わせた造語だが、初めて耳にしたときは受け入れ難かったかもしれない。何しろ仕事と休暇をセットにするということ自体、勤勉な日本人にはなかった発想だろう。それを、「ついに叶った!」という考え方に切り替えてみようと思う。

新しい世界では、個々の役割や能力を発揮するのに場の制約は不要。であれば、いつでもどこでも自由に移動できるハーレーを持つ我々は、オンとオフ、仕事と趣味をひとまとめにして旅立てるアドバンテージを大いに生かせる時代を迎えているのではないか……それが今回の旅の目的である。

コンセプトに従順なスポーツグライド

目指したのは箱根。都心から2時間程度で到着できるので、朝イチで出発すれば昼前にはPCを開き、メールの応答も可能だ。旅のパートナーは2021年モデルの『スポーツグライド (FLSB Sport Glide ™️)』。HP上クルーザーに属するソフテイルファミリーのモデルで、2018年モデルからラインナップに加わった人気車種だ。

ソフテイルファミリーに属する人気車種のスポーツグライド、色はストーンウォッシュホワイトパール

「軽快なクルージング性能と優れた長距離走行性能の融合」
これは、ハーレーがスポーツグライドを表した文言だが、たとえば軽快さは足回りの仕様で顕著だ。倒立フォークを備えたフロントサスペンションと、フロント18インチ/リア16インチのホイールサイズは、いずれも高い運動性能、ひいては旋回力の向上に貢献するセッティングである。

箱根といえば、関東のライダーにとってワインディングロードの聖地とも言うべき場所だ。特に中速域のコーナーではスポーツグライドの足が実に気持ちよかった。最近の峠道は事故防止用の凹凸ペイントが施されているが、景色を楽しみながら走る余裕の速度であれば一切の破綻なくいなしていく。操縦感覚を一言で表せば素直。317㎏もある車両の重さを感じることがない。

富士山が絶景の箱根のワインディングロードを走るバイカー大きな富士山を目の前に走るのが気持ちいい。

連続カーブの道を走る

連続カーブをこともなげにこなしていくもう一つの要因は、『ミルウォーキーエイト107 (Milwaukee-Eight™ 107)』が誇る139Nmの強大なトルクだ。これほどの力があれば、3速あたりでホールドし、スロットルワークだけでワインディングを楽しめるゆとりが生まれる。そしてまた、1746㏄という排気量があれば、長距離走行を優位に運べるというわけだ。

ミルウォーキーエイト107を搭載し、1746ccの排気量があるスポーツグライド

箱根の道を走り続ける

一方でハーレーには、ひと回り上の1868㏄エンジン、『ミルウォーキーエイト114 (Milwaukee-Eight™ 114)』が用意されている。それとくらべて物足りないかと問われれば、こう返事をしよう。軽快さを引き出しつつ長距離も楽に走れるというスポーツグライドにおいては、ミルウォーキーエイト107がベストチョイスだと。スクリーンとサドルバッグの脱着が容易なポイントも含め、このモデルはその走り同様、極めてコンセプトに忠実と言っていい。

ツーリング途中で富士山を目の前に休憩するバイカー

感度の高いユーザーが発見した強羅のカジュアル温泉

幸いにも春先の好天に恵まれた当日。フルサイズの富士山を拝み、芦ノ湖では穏やかな風に身を任せることができた。そこから、かつて高級別荘地だった強羅へ。この地で2019年8月にオープンしたのが『箱根 ゆとわ』だ。日本発のフランス式整型庭園を持つ箱根強羅公園や、彫刻の森美術館がすぐ近くにある宿は、東棟、西棟、コンドミニアム棟からなる複合的な構造で、訪れた子供には迷路のようだと喜ばれているそうだ。確かに、箱根登山電車と並行する道沿いの東棟から他の棟が見えないので、初めての者は建物の中に入って初めてその懐の深さを知ることになる。

箱根強羅にある旅館箱根ゆとわの外観

箱根登山ケーブルカーも利用できる強羅駅から、この周辺では珍しい平坦な道で徒歩5分という公共交通アクセスのよさもポイントだ。

ホテルの目の前を走る箱根登山線ホテルから見える箱根の自然と目の前を走る箱根登山線。

箱根 ゆとわの支配人によると、「ゆとわでワーケーション」を発見したのは宿泊客だったそうだ。
「元より強羅は高級温泉ばかりで、少人数の予約が取りにくい場所でした。そこで私どもは、若いカップルやファミリー層をターゲットにした、カジュアルでフレンドリーな宿をコンセプトにしました。それがコロナ禍になると、性別を問わずお一人様の予約が入るようになったんですね。コンドミニアムでのワーケーションプランもご用意させていただいたのですが、お一人様の多くはシンプルなツインをご希望されます。ですからお客様の情報収集能力にはひたすら驚いている次第です」

支配人は謙虚な言葉を紡ぐが、『ゆとわ』には開業時点からワーケーションにふさわしい仕掛けが用意されていた。一つはパブリックスペースの設置だ。約700冊の蔵書を自由に手に取れるライブラリーラウンジと、足湯が楽しめるスパラウンジ・ナカニワ。いずれも映えるデザインにこだわったという。

箱根ゆとわ館内のパブリックスペース館内のパブリックスペースには多くの席があり、ソーシャルディスタンスもしっかり取れそうだ。

ライブラリースペースには700冊以上の本が置かれていて利用者なら誰でも自由に読むことができる700冊以上もの本が置かれているライブライリーラウンジ。多種の本で新たなアイデアの発想にも役立つ。

パブリックスペースには多数の席が並ぶ

パソコン仕事をするには欠かせないコンセントもしっかり完備パブリックスペース内の机にはコンセントやUSBの差し込み口があるのでワークには最適。

もう一つは、オールインクルーシブと呼ばれる料金システムだ。基本的に食事を含む宿泊代は一度の支払いですべて済まされ、レストランやパブリックスペースでのドリンクも追加料金なし。支配人曰く「お客様が煩わしいと感じられる部分を可能な限り排除した結果です」

宿泊客が自由に飲めるフリードリンクパブリックスペースに設けられたフリードリンクスペース。一息つきたい時にいつでも飲めるのが嬉しい。

足湯や焚き火が楽しめる箱根ゆとわのナカニワナカニワでは足湯や焚き火を楽しむ事ができる。

館内には多くのくつろぎスペースがあるのでワーケーションには最適ナカニワ前にある寛ぎスペース。外の景色を見ながら仕事するのもいいだろう。

おそらく距離感の問題なのだろう。コロナ禍によるディスタンスの取り方もそうだろうが、それ以前に思い思いの使い方ができる。あるいは仕事さえもこなすことができる空間が備わっていたからこそ、感度の高いユーザーに発見されたに違いない。もちろん箱根ゆえ、どこにいてもハードジョブに晒される身を癒してくれる温泉も魅力の内だろうし。

スタンダードツインの宿泊部屋、陽当たりがよく気持ち良いスタンダードツインのお部屋。陽当たりも良く、木目調の壁が落ち着くデザイン。

大人数で訪れたい人はコンドミニアムの部屋もワーケーション客におすすめ広々としたコンドミニアムは長期滞在の方にもおすすめ。4名〜宿泊可能。

コンドミニアムに設置されているキッチンキッチンもついているので長期滞在者には嬉しい。

箱根強羅の温泉箱根と言ったら温泉!1日仕事をした後は温泉で癒されよう。

世界は確実に変わってしまった。今後のワクチン接種などによる対策効果によって、いつかはマスク無しで外を歩ける日が来るかもしれない。それでもコロナ禍以前とまったく同じ日常には戻れないことに、もはや我々は気付いている。そうであるなら、この危機の中で身につけた知恵を携えて、新しい世界をより積極的に能動的に過ごしたい。ワーケーションはそのためのアイデアだ。そして、いつでもどこでも自由に旅立てるハーレーを持つ我々は、ある意味で楽天的な生活を誰よりも早く発見できる可能性をすでに有していると思うのだが、どうだろう。

強羅駅を背景に走るバイク

箱根湯本駅周辺を走るハーレーダビッドソンのスポーツクライド

Text:田村 十七男
Photos: 清水 惣資
取材協力:箱根ゆとわ
〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-27
TEL: 0460-82-0321(10:00~18:00)

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