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2021.01.22

ハーレーダビッドソン史上初のグローバル・バーチャル・イベントが開催。世界同時公開で2021年モデルを発表!

2021.01.22

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ハーレーダビッドソンが118年の歴史で初開催する世界同時公開型のグローバル・バーチャル・イベントが、日本時間の2021年1月20日午前1時に実施された。世界中のハーレーファンの注目を集めた今回のイベントには、こんな時期だからこそ表現するべきブランドの熱い思いが込められていた。

未来への希望を与えられた機会

オンライン配信のメイントピックスは、2021年モデルの主要ラインナップ紹介。イベント自体のコンセプトは「United We Ride」。意訳すれば「乗ることで団結する」といったところだろうか。
ハーレーがニューモデルのローンチイベントをバーチャルとしたのは、言うまでもなく世界中を飲み込んだコロナ禍がいまだに収まらないからだ。例年なら夏の終わり頃に行われる翌年型の発表が数カ月遅れで実施されたのも、それが理由である。
しかしハーレーは、通例としてきたイヤーモデル開発を諦めなかった。それが何よりうれしい。捉え方を変えればこのイベントは、誰にとっても塞ぎがちな現状の中で、それぞれがハーレー初の歴史的イベントに立ち会えた喜びを心の中で味わえる機会を、あるいは未来への希望を与えられたものになったと思う。

「100年後の未来においても魂を解き放つ2021年モデル」

すべて見終わった直後の感想を先に伝えれば、文字通り「United We Ride」の体言だった。映像はまず、荒涼とした風景から始まる。やがて荒野の一本道を往くハーレーのライディングシーンへ。そこに穏やかだが芯の強さを感じる女声の「GO, GO RIDE」が重なる。異なる場所や時間帯を走る様子が描かれたのち、再び女声が「GO」とささやいて第一幕が終了。

次に現れたのは、ハワイ出身の俳優、ジェイソン・モモア。ハーレーが大好きと語った長身の彼が開会宣言に起用されたのは謎に満ちている。それが伏線だったことは最終盤で判明するのだが、ここではさておき、モモアに紹介されて登場したのがハーレーダビッドソン社CEOのヨッヘン・ツァイツだ。CEOはミルウォーキーのハーレーダビッドソン博物館内を歩きながら、イベント参加の謝辞を述べたあと、2021年モデルをこのように表現した。

「100年後の未来においても魂を解き放つ、自由を求める冒険の手助けになることを第一に考えて努力した結晶」

ハーレーダビッドソンのCEOが自ら2021年モデルについて語る冒頭のビデオで謝辞を述べるハーレーダビッドソンCEO ヨッヘン・ツァイツ。

その先は6つのチャプターに分けて説明が行われた。

1.CVO
より高度なクラフトマンシップで磨き上げた4車種が登場。中でも『CVO™️ ロードグライド(CVO™️ Road Glide™️)』と『CVOストリートグライド(CVO™️ Street Glide™️)』には、ロックフォード・フォズゲート社とコラボした特製ハーレーダビッドソン・オーディオが搭載される。

CVOストリートグライド、2021モデル2021年モデルの「CVO™️ストリートグライド」

CVOロードグライド、2021モデル2021年モデルの「CVO™️ ロードグライド」

2.THE SPECIAL
「とっておき」と題された章では、ツーリングファミリーの『ストリートグライド スペシャル(Street Glide™️ Special)』 、『ロードグライド スペシャル(Road Glide™️ Special)』、『ロードキング スペシャル(Road King™️ Special)』を紹介。いずれもパフォーマンスバガースタイルに改められた。

ツーリングファミリーのロードキングスペシャル、ハーレーダビッドソン2021モデル2021年モデルの「ロードキング スペシャル」

ツーリングモデルのストリートグライドスペシャル2021年モデルの「ストリートグライド スペシャル」

3.COLOR THEORY
この章では、スタイリングマネジャーのケリー・スランクが、ハーレーの配色原理と2021年のカラーパレットについて語ってくれた。注目カラーは宝石のような「ミッドナイトクリムゾン」、マットで落ち着いた「デッドウッドグリーン」、見る角度により緑から紫に変化する「スネイクヴェノム」など多彩である。

4.STREET BOB 114
斬新なグラフィックをまといつつも、全体的にはクラシカルなソフテイル&ボバーの様式に則った『ストリートボブ114 (Street Bob™️ 114)』。2021年モデルで特に注目を集めそうなニューモデルだ。

斬新なグラフィックをまとったストリートボブ、ハーレーダビッドソン2021年モデルの中でも注目株2021年モデルの「ストリートボブ 114」(写真は米国仕様)

5.APPAREL & RIDING GEAR
モーターサイクルにも引けを取らないアパレルとギアのデザイン概念を解説。

6.FAT BOY
1990年の登場以来、根強い人気を保つファットボーイの最新バージョン『ファットボーイ 114(Fat Boy™️ 114)』。プレゼンテーションを担当したのは、創業者ウィリアム・A・ダビッドソンのひ孫のビル・ダビッドソンとカレン・ダビッドソン。

2021年モデルの中でも最も注目となったのはファットーボーイ、1990年登場依頼根強い人気2021年モデルの「ファットボーイ 114」(写真は米国仕様)

「ファットボーイ 114」のプレゼンテーションを行った、ハーレーダビッドソン・ミュージアム責任者のビル・ダビッドソン。

ビル・ダビッドソンと共にプレゼンテーションを行ったカレン・ダビッドソン。ハーレーダビッドソン社でマーケティング・ディレクターを務める。

海を越え同時刻に実現した「United We Ride」

以上の概略を記しただけでは、ただの発表会に感じてしまうだろう。このイベントに「United We Ride」の体現を覚えたのは、冒頭の俳優とCEOを含め、各チャプターにはエンジニアやデザイナーが登場し、ハーレー入社年数やバイク歴を紹介しながら、それぞれの担当製品を自分の言葉で語っていたからだ。各チャプターをつなぐ映像でフィーチャーされた個々のライダーもまた、ハーレーというよりバイクに乗る喜びを吐露する。
有り体に言えば、全編を通じて人の顔が見えるのだ。これは、ロックダウンや緊急事態宣言を強いられているこの時勢では取り立てて大事なコミュニケーションとなるだろう。それが画面越しであっても海を越えて同時刻に実現できたことが、「United We Ride」を標榜した今回のイベントの重要な意味だったと思う。

ハーレーダビッドソンのグローバルバーチャルイベントでは各車種の担当者がプレゼンテーションを行ったそれぞれの担当者が2021年モデル各車種のプレゼンテーションを行った。

付随情報になるが、20日未明のグローバル・バーチャル・イベント終了後、ハーレーダビッドソン ジャパンは2021年モデル全5ファミリー25車種を発表。同日より全国のハーレーダビッドソン正規ディーラーで予約販売開始をアナウンスした。イベントでは触れられなかった3種のスポーツスターもラインナップに加わっているので是非公式サイトよりチェックしてみてほしい。

スポーツスター、ハーレー、アイアン8832021年モデル 「アイアン883」。

フォーティーエイト、スポーツスター、2021モデル2021年モデル 「フォーティーエイト」。

アイアン1200、ハーレーダビッドソン、スポーツスター2021年モデル 「アイアン1200」。

さて、2021年モデルを披露する今回のイベントで、ファンの間で話題になっているニューモデルのアドベンチャーツーリング、「パンアメリカ」に関する情報を期待していた方は多かっただろう。CEOも冒頭の挨拶で、ケニアでパンアメリカのテストライドを済ませてきたばかりと告げていた。だが、すべてのチャプターが届けられた後で再登場したCEOは、2月22日開催予定の同形態イベントで詳しく説明するとして会を締めたのである。そこに俳優のジェイソン・モモアが関わっていることを微かに匂わせながら。
これを肩透かしと取るか、果報は寝て待てとするか。いずれにせよ伏線が張られたままのグローバル・バーチャル・イベントには続きがある。来る2月22日の第2回が待ち遠しい。

ハーレーダビッドソン史上初のグローバルバーチャルイベントを観るにはこちらから!

2021モデルをチェックするにはこちらから!

Pan America限定発表会へ参加するにはこちらから!

Text:田村 十七男
Photos:ハーレーダビッドソン

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