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2020.08.14

ドライブレコーダーでより充実したバイカーライフを!おすすめブランドとハーレーへの取り付け方&活用法をご紹介

2020.08.14

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昨今、社会問題化している“あおり運転”等の危険から自分の身を守るために、バイク用ドライブレコーダーが注目を集めています。万一の事故時の証拠としてニーズが高まっている一方で、ツーリングの記録映像としても楽しむなど、その用途は広がり続けています。そんなドライブレコーダーにはどんな製品がバイク用として販売されているのか、そして実際の装着レポートを、モーターサイクルジャーナリストの青木 タカオさんに紹介していただきます。

四輪車用にはない、バイク用ドライブレコーダーの特徴

“あおり運転”というキーワードが世間を賑わせた2019年以降、四輪ドライバーだけでなくライダーの間でも需要が高まっているのが、ドライブレコーダーです。特にあおり運転を厳罰化する自動車運転処罰法が施行されてからは、自分が加害者に間違えられないようにする「自衛」のニーズも出てきています。

バイカーの期待に応えてくれる、バイク用ドライブレコーダーにはどのようなメーカーや製品、そして機能があるのでしょうか。

室内に設置する四輪車用とは異なり、カメラやスイッチ類が風雨にさらされるモーターサイクルの特性上、バイク用には防水・振動対策が講じられています。操作性は四輪車用と同じで、イグニッションスイッチのON/OFFに連動して自動的に記録を開始/終了。いずれも使い勝手は、簡単かつ便利です。

ここからはそんなバイク用ドライブレコーダーの開発を行っているメーカーとそれぞれのおすすめ商品をご紹介します。

KIJIMA (キジマ)「1080J」
衝撃時の自動録画にも対応

バイカーの期待に応えてくれるバイク用ドライブレコーダー、あおり運転からドライバーを守る、キジマINFO:品番「1080J」、価格:30,000円(税抜)

デュアルカメラを採用したリアカメラ、液晶モニターを持ちフレーミングも簡単

画像提供:株式会社キジマ
URL: https://www.tk-kijima.co.jp/

デュアルカメラを採用し、前後同時に録画が可能。本体に2.7インチ液晶モニターを持ち、ライブビュー撮影によってその場で確認しながらフレーミングの調整ができます。対角136度の広角撮影に加え、逆光や夜間等明暗差の激しい場面では露出補正機能で素早く滑らかに補正処理し、白とびを最小限に抑えています。

Yupiteru (ユピテル)「BDR-2 WiFi」
GPSを搭載し、車速や場所、時刻までも同時に記録できる

バイク取り付けできる広い範囲を高画質で撮影可能なバイク用ドライブレコーダーINO:品番「BDR-2WiFi」、価格:40,000円(税抜)

別売オプションで簡単取り付けできる取り付けマウントキット取付イメージは別売オプション「取り付けマウントキット OP-MNT02:8000円+税」を使用。

対角154度と広い視野角で広範囲の記録が可能。専用アプリを使用し、スマートフォンと本機を接続することができ、ツーリング仲間と撮った映像をその場で見たり、アングル調整が簡単に行えます。また、GPSを搭載し、車速や時刻、場所も同時に記録。パソコン用の専用ソフトで確認や保存できる優れものです。

MITSUBA(ミツバ)「EDR-21G」
防水・防塵・耐振動設計を徹底

ミツバサンコーワドライブレコーダー、2台カメラで同時録画が可能INFO:品番「EDR-21G」、価格:34,800円(税抜)

あおり運転から守る、広い範囲を高画質で撮影可能なバイク用ドライブレコーダー

画像提供:株式会社ミツバサンコーワ
URL:https://www.mskw.co.jp/

前後2台のカメラで同時録画でき、後方から追突された場合や危険なあおり運転もしっかり記録。視野角は対角162度と超ワイドで、広い範囲を夜間撮影でも美しいフルHD200万画素の高画質映像で残してくれます。またGPSを搭載し、もしもの事故に重要な情報となる日時や位置情報を録画データと共に記録します。

ハーレーダビッドソンのツーリングファミリーに取り付けてみる

ハーレーダビッドソン、ツーリングファミリー、ロードグライドリミテッド

今回はミツバサンコーワの「EDR-21GL」を『ロードグライドリミテッド(FLTRK Road Glide®︎ Limited)』に装着してみました。「EDR-21G」のロングケーブルバージョンで、ハーレーダビッドソンのツーリングファミリーにも最適です。

ロングケーブルバージョンでハーレーへの取り付けもできるミツバサンコーワのドライブレコーダーINFO:品番「EDR-21GL」、価格:35,500円(税抜)

ミツバサンコーワのオプション延長カメラケーブルオプションパーツとして延長カメラケーブルが付いてくる。

なぜ最適かと言うと、ツーリングファミリーのようなフェアリング付きの大型クルーザーの場合、ケーブルの長さが足りず本体の設置個所が限定されてしまいます。そこでミツバサンコーワではEDR-21Gにオプションパーツであるカメラ用延長ケーブル0.5mを同梱し、本体の取付け箇所の自由度を向上させました。

ロードグライドリミテッドにドラレコ延長カメラケーブル取り付けている様子

実際にロードグライドリミテッドへ装着してみると、延長ケーブルの恩恵を強く感じることができます。燃料タンクやシートを外し、配線を処理しますが延長ケーブルを追加しなければカメラ用ケーブルが届きません。ケーブルはシールド処理が施され、車両が発生するノイズの影響を最大限に抑える設計としています。

ドラレコの取り付け作業、ハーレーには延長ケーブルがおすすめ両手で持っているのが延長ケーブルの左右先端。この長さの分だけ、ケーブルが届かない。

前後カメラは付属ステーを用いてそれぞれ装着し、フロントカメラはシャークノーズフェアリングのデュアルヘッドライト下に。カメラアングルの調整はWi-Fi接続したスマートフォンのアプリを通じて可能。スマホの画面を見ながら微調整が行えます。

フロントカメラ装着例、アングルの調整はスマホアプリでできる

ドラレコリアカメラ装着例、両面テープで簡単に取り付け可能

リアカメラはキングツアーパックの下に取り付けました。コンパクトな付属ステーは両面テープで手軽に簡単に、貼り付けることが可能。

ナンバープレートマウントでスタイリッシュにリアカメラをマウント、オプションパーツ

またオプションパーツとして、リアカメラをよりスタイリッシュにマウントするナンバープレートマウントも発売されています。

ナンバープレートマウント、ミツバサンコーワ

ドラレコをナンバープレートへ取り付けた例

予め備わっている両面テープで、スイッチ・インジケーターを左側スイッチボックス上に固定します。システムの異常を知らせてくれ、青に点灯していれば正常に録画中。ボタン操作でスマートフォンとWi-Fi接続ができるなど細かい操作ができます。

スイッチインジケーターをスイッチボックス上に固定

74.5mm(W)×100mm(D)×19mm(H)の本体は、キングツアーパック前方側面にマジックテープで貼り付けました。電源は車両から供給するので、バッテリー切れの心配がありません。充電の手間を不要とし、さらにバックアップ電源も備わっているため、万一大きな衝撃などで電源が途切れても、その瞬間のデータをしっかり記録してくれます。

バッテリー切れの心配がないバックアップ電源も備わっているドライブレコーダー本体

トップケースリッドを下ろせば、パッセンジャー用バックレストで見事に隠れてしまうので、最適な場所だと思います。キングツアーパックを装着していない場合は、シート下など他の場所に取り付けなければなりません。

マイクは本体に内蔵され、直接風に触れないため無用な風切り音や騒音を拾わないのも秀逸。記録メディアはマイクロSDカードで、動作検証を行った16GBのカードが同梱されますが、256GBまで対応します。マイクロSDカードを抜き差しするので、本体は脱着できるようしておくと良いでしょう。

ドライブレコーダー本体、無用な音や騒音を拾わないマイクでマイクロSDカード対応

GPSアンテナは車体左シート下、ハードサドルケースのマウント部との間に上手く隠すことができました。樹脂パーツ等の下ならGPS衛星からの電波は届くので、必ずしもアンテナを剥き出しにしておく必要はありません。コンパクトなので、フェアリングのウインドスクリーン下などに取り付けても良さそうです。

GPSアンテナ、コンパクトな作りで取り付け場所も選ばない

前後カメラを含め、すべての機器がコンパクトに設計されているため、ハーレーダビッドソンの美しいスタイルやアグレッシブな走りの妨げにならないよう、目立たずスマートに取り付けられました。

ハーレーダビッドソン、ロードグライドリミテッドへのドライブレコーダー装着例ドライブレコーダー装着後のロードグライドリミテッド。

カメラアングルの調整は、無線LANで接続したスマートフォンで出来、簡単かつ便利。ライブビュー機能で取り付け、角度を合わせますが、ガイドラインが画面に表示され、水平がわかりやすくなっています。

スマートフォンでカメラアングルを調整可能、水平がわかりやすく簡単かつ便利

取り付けの後は早速走行!詳細までしっかり映る鮮明な画像が美しい

取り付けが完了し早速街を走ってみることに。実際に記録された画像がこちらです。看板の文字の詳細までしっかり写り、とても綺麗です。

バイク用ドライブレコーダー走行画像、詳細まで映る綺麗な画像

録画はイグニッションスイッチのON/OFFに完全連動し、操作不要で自動的に記録を開始・終了します。事故などで、Gセンサーが衝撃を感知した場合は自動で別フォルダにデータを保存し、上書きを防いでくれるのも安心できます。

ドラレコリアカメラからの画像、自動的に記録を開始後ろについているカメラの画像。

前後2台のカメラはソニー製CMOSイメージセンサーを搭載し、高画質フルHD200万画素の映像はくっきりと鮮明。前後カメラがワイドな範囲の情報をしっかり記録しています。

ソニー製カメラ搭載、高画質で鮮明な画像はトンネルの入り口や夜間にも最適前についているカメラの画像。

WDR(ワイドダイナミックレンジ)搭載によって、明暗差の激しい逆光やトンネルの入口、夜間なども映像は明瞭なのも嬉しい限りです。

走行画像、LED信号機の灯火状態も記録可能なミツバサンコーワのドラレコ

信号もはっきり映像に残っていました。LED信号は東日本(50Hz)では1秒間に100回、西日本(60Hz)では1秒間に120回と地域によって異なる速度で点滅し、これらの周期がドライブレコーダーのフレームレートと同調すると、信号機の色が映らない状態で記録されてしまうことがあります。事故発生の瞬間を撮った映像に信号の灯火が映っていないのは致命傷。今回使用したEDRシリーズは全国のLED信号機の灯火状態をしっかりと記録可能としました。

専用アプリやパソコン用ソフトを駆使してより便利に!

また、専用アプリ使えば、スマートフォンと無線LANで接続できるので、いつでもどこでも録画した映像を見ることができます。記録した映像データをダウンロードしたり、本体の各種設定もスマートフォンで行えます。

専用スマートフォンアプリで録画した映像を楽しめる、設定も簡単

また、パソコン用ビューワーソフトでは、記録映像を見ながら地図を表示し、日時や速度、衝撃Gも同時に見ることができます。ツーリング後、走行・軌跡を自宅で、あるいは仲間と楽しめるのです。

パソコン用ビューワーソフト、記録映像や地図、バイク速度の確認もできる

今回のレポートでは、最新のバイク用ドライブレコーダーの技術には驚愕することばかりでした。常に雨風にさらされ、走行時の振動が激しいバイクの特性を考慮した強靭な防水・防塵・耐振動設計で、ライダーの使い勝手を考え抜いて設計されています。

バイク用ドライブレコーダー、ツーリング、防水、耐振動設計で安心、充実したバイカーライフ

万一のトラブルに備えて取り付けておきたいドラレコですが、楽しみが倍増するアイテムであることも最後に強調しておきたいと思います。と言うのも筆者もドライブレコーダーを1年ほど前から愛車に装着し、ツーリングやサーキット走行会などの映像を帰宅後に再生して楽しんでいます。アクシデント時の証拠を残すためなのはもちろん、よりバイク生活を充実させるツールとしてもフル活用できるのがドラレコなのです。

Text:モーターサイクルジャーナリスト 青木 タカオ
Photos:栗田 晃

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