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2020.04.10

桜を見ながらツーリング!美しい桜と神秘あふれるパワースポット「鹿島神宮」に癒される一日

2020.04.10

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(※ この記事は2020年4月7日の新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令前に取材されました。)

朝夕の寒さが和らいでくると、ライダーの心は自然と騒ぎ出す。これまで寒さを堪え、バイクに跨りはしていたものの、ロングライドは避け、近所や街を流す程度で我慢をしていた人も多いはずだ。
「もっと遠くへ…」そう思える季節が訪れ、ファーストツーリングの目的地に選んだのが、都内から2時間程で行くことができ、格式が高く、関東有数のパワースポットとしても知られている茨城県にある鹿島神宮。

相棒は、ブラックアウトされたスタイルが精悍な印象を漂わせ、パワフルながらも扱いやすい883ccエボリューションエンジンが快適な走りをもたらすスポーツスターの『アイアン883(XL883N Iron883™)』。折角なので、この時期にしか見られない桜を堪能できるルートで安全祈願へと向かうことにした。

アイアン883、ハーレーダビッドソン2020年モデル

千葉の美しい桜並木を堪能する道中

 
この日、空を見上げるとうっすらと雲がかかっていた。この時期に良く言われる「花曇り」というやつだ。多少肌寒さを感じたが、レザージャケットがあれば特に問題はない。支度を早々に済ませてバイクに跨る。ローシート&ローダウンサスペンションによって両足の足つき性が良く、これなら小柄な女性でも安心して乗れそうだ。

スポーツスターアイアン883、ハーレーダビッドソン2020年モデル精悍かつスポーティな相棒の走りに期待しつつ準備を行う。

またタック&ロールシートのクッション性の高い快適な座り心地にも感心した。出発をしようとイグニッションキーを差し込んで回し、セルボタンを押すと一発で気持ち良くエンジンが始動、元気で心地よい良い音を奏で気分が上がる。目的地は茨城県の鹿島神宮、高速道路を使えば2時間程で着けるが、この時期しか見ることができない桜を楽しみながらのんびり行こうと決め、スロットルをまわした。都内はいつも通り混雑していたが、焦らず千葉方面へ。

千葉県松戸市の常盤平さくら通りの桜並木千葉松戸の美しく、華やかな桜並木。

千葉県松戸市の常盤平さくら通りの桜並木をツーリング

街中での度重なるストップ&ゴーや緩慢な流れは時にストレスを募らせることもあるが、低回転から粘り強く、トルク感もあるエヴォリューションエンジンは扱いやすくて走りも楽しく混雑した道も苦にならなかった。都内を抜けてからは道路の流れもスムーズ。松戸を抜け、そこから北総鉄道北総線沿いを走って成田へ向かう途中にある桜並木や道路沿い、線路沿いに綺麗に咲き誇る桜に立ち止まっては眺め、ゆっくり堪能しながら走った。

満開の桜の様子

ハーレーダビッドソンアイアン883で桜並木をツーリング桜並木にブラックカラーのアイアン883が映える。

桜は8分咲き程だったが十分に美しく、自然と笑顔になっていた。奈良時代から行われていたという花見。桜を見ると自然に心を動かされるのは、きっと日本人のDNAの中にしっかりと刻まれているせいなのかと思えた。少々桜に見とれ過ぎてしまったので、途中から東関東道を使用して一気に鹿島神宮へ。時間短縮とともに高速道路では、アイアン883のスムーズな加速を味わい、走りを満喫した。

松戸から成田を走り、桜の景色を楽しみながら茨城へ松戸から成田を走り、桜の景色を楽しみながら茨城へと向かう。

関東屈指のパワースポット茨城・鹿島神宮へ

花に見とれてしまったものの、昼前に鹿島神宮に到着。立派な大鳥居と社号標が迎えてくれた。鹿島神社は、皇紀元年、紀元前660年頃に創建された神社で、祀られている神様は武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)。雷神、剣神、武神とされ、源頼朝や徳川家康など武将たちの尊崇を集めていた神様である。鹿島神宮は日本三大神宮とされていて由緒正しく、東の伊勢参りとも呼ばれる「東国三社巡り」の一社にもなっている。参拝によるご利益は数多くあるが、最強の神と称されるだけあって、特に勝負運が得られることで有名になっている。

茨城県鹿嶋市にあるパワースポット、鹿島神宮の鳥居由緒正しく、関東有数のパワースポットとしても有名な鹿島神宮。

人気のパワースポット鹿島神宮の楼門鮮やかな朱色と壮麗な作りの楼門は重要文化財。

関東でおすすめのパワースポット、鹿島神宮内の参道奥宮に続く参道は左右を巨木に覆われ、荘厳な雰囲気を醸し出している。

まず向かったのは重要文化材にもなっている「奥宮」。徳川家康が江戸幕府創設後の1605年に本殿として奉納されたものを新たな社殿を建てる際にこの場所に遷したもので、参拝することで「勝気」をもたらしてくれるという。

鹿島神宮内にある奥宮

次に足を運んだのは「御手洗池」。古くから神職や参拝者の心身を清める潔斎の池とされ、美しく澄んだ霊水が絶えず湧き出て、心を鎮め落ち着かせてくれる。ちなみにこの水は持ち帰ることもできるそうだ。

鹿島神宮にある御手洗池以前参道はここを起点とし、この池で身を清めていた。

そして最後に訪れたのが「要石」。地震を起こすとされていた鯰の頭を押さえている霊石
(地震や災難を除ける)で、神宮一のパワースポットとも言われている。地上に出ている部分は小さいが地中部分は巨大で決して掘り起こすことができないとされ、かの水戸光圀が参拝の際、この石を7日間も掘らせたが根元を見ることができなかったという話も伝わっている。

鹿島神宮にある要石地震を鎮めていると言われる巨霊石の頭頂部が見える。

それぞれの場所でしっかりとパワーをいただいてから、交通安全祈願に向かった。

安全祈願を込めて。鹿島神宮でバイクの御祈祷

ツーリングで神社へ参拝に訪れることは多いが、実際に祈祷をしてもらうことは少ない。鹿島神宮ではクルマやバイクの御祈祷を行っていて、1年の交通安全祈願をお願いすることにした。

人気のパワースポット鹿島神宮でバイクのご祈祷ここで神職による各種祈祷がおこなわれる。(※祈祷殿内での写真撮影は禁止となっています。)

まずはバイクを車祓所に進め、祈祷待合所にて祈祷申込書を記入する。申込書を提出した後、バイクを車祓所へと移動させる。祈祷は毎日行われていて、時間は8:30〜16:30までの30分毎に行われている。ちなみに初穂料は祈祷1種類につき5,000円〜 を納めるかたちとなっている。時間までは祈祷待合所にて待機し、名前を呼ばれたら祈祷殿へと移動、祈祷殿では、神職がそれぞれの祈願を祝詞によって奏上し、最後に本人が心に誓いを立てる。

神秘的な鹿島神宮内にあるバイク車祓所で愛車をご祈祷祈祷殿での御祈祷の後にバイクを車祓場に停めてスタンバイ。

その後は車祓場に移動し、神職が車両と乗り手を大麻(棒に紙垂のついた祓串)で清めて終了となる。

ハーレーダビッドソンアイアン883のバイク御祈祷神職が大麻(おおぬさ)を使い、清めの儀式を行う。

バイク御祈祷

最後に撤下品(交通安全お札とお守り、ステッカー2種の4品)も頂いた。
所用時間は正味20分程。ご祈祷と聞くと大層なことに思われる人もいるかとは思うが、実際体験すると安心感を得られるだけでなく自身の気持も引き締まる。楽しくバイクに乗り続けるため、ツーリング初めに祈祷をしてもらうのも良いかと改めて思えた。

撤下品祈祷後にいただける撤下品。

パワースポット鹿島神宮でもらえる御朱印御朱印は本宮と奥宮の二種類がいただけ、こちらは本宮のもの。

鹿島神宮に用意されているバイク駐車場バイク駐車場も完備されているのはライダーにも嬉しいところ。

鹿島神宮のバイクのご祈祷をおこなう人はまだそれほど多くないということで混雑の心配も少なく、1年の交通安全を願うのであれば、格式のある寺社のほうが気分的にも良く、またきっとご利益も得られるだろう。またバイク専用の駐車場も用意されているので、安心して参拝をすることができるのも嬉しい。

参拝後は鹿島神宮近くにあるお蕎麦屋さん・竹やぶへ

参拝と祈祷を終え、気付くと昼をかなり過ぎていた。参拝後の食事といえば「門前そば」と頭に浮かび訪れたのは、鹿島神宮から200mほど離れた場所にある雰囲気の良い隠れ家的な佇まいの蕎麦屋「竹やぶ」。寺社の近くには何故か蕎麦屋が多い。それは、蕎麦が五穀に入らないことから精進料理を主とする僧侶たちの重要な栄養源となり、その蕎麦を寺社で振舞ったりしたところから次第に門前町へと広がっていったと言われている。

茨城県鹿嶋市にあるお蕎麦屋さん竹やぶこだわりを感じさせる雰囲気のある店構え。

出迎えてくれた店主は気さくな方で「5月や12月などはバイクで参拝に来る人も多く、ハーレーに乗った人たちもよく食べに来てくれますよ」とバイクに興味・理解がある様子。

蕎麦竹やぶ店内ゆとりと落ち着きのある「和」の空間が広がる。

昭和54年に創業、店内はレトロな和の空間が広がり、静かで落ち着いた雰囲気の中、蕎麦を楽しむことができる。

入店時間が少し遅かったため、自慢の特上蕎麦は残念ながら完売。毎日数量が決まっていて、昼過ぎには売り切れるという人気の品は、蕎麦殻を一緒に製粉することによって色は黒っぽく、蕎麦自体の味も濃いのが特徴で、癖になる味わいだという。

特上蕎麦は次回のお楽しみとし、通常のせいろ蕎麦をいただいた。蕎麦は細みながらも腰があって歯ごたえが良く蕎麦の旨味が感じられ、甘めのつけ汁との相性も良く、スルッと入っていく。蕎麦の量は軽め、食欲旺盛なライダーには物足りないかもしれないので、しっかりと食べたいという人は是非大盛りを。

鹿嶋市門前そばが食べられる竹やぶいただいたせいろそば。お店の看板メニューの特上そばは本日は売り切れだったが、早く行った際には是非召し上がってほしい。

鹿島神宮近くにある蕎麦屋、竹やぶ店内落ち着いた大人の雰囲気でいただく美味しい蕎麦、また訪れたくなる店だった。

都内から千葉の松戸を抜け、北総鉄道北総線沿いを走り成田へ。その後は東関東道の大栄インターから潮来、そして鹿島神宮へという気ままで変則的な片道約120kmのルートを走った。のんびりと走る日帰りツーリングであれば、このくらいが丁度良く、またアイアン883の緩急フレキシブルに対応する走りも十分に味わうことができた。

今回、道中は美しい桜を堪能しながら走ったが、これからはさらに暖かくなり、緑豊かな自然を楽しめ、気分良く走れる季節がやってくる。また最初のツーリングで訪れる場所としての神社も、気持ちを整えると共に自身の今年1年の交通安全祈願も行うことができて最適。ライディングシーズンのはじまりに相応しい清々しい気分になれるツーリング、あなたもいかがだろうか。

取材協力:鹿島神宮 (http://kashimajingu.jp/)
竹やぶ (http://www.ibaraki.biz/takeyabu.html)
Text:安室 淳一
Photos:濱上 英翔

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