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ハーレーダビッドソンがBMW MotorradのNight Rider Meetingに登場! ブランドの垣根を越えたライダーの交流、ローライダーSも展示されたイベントをレポート

2019.10.25

目的なんかなくたっていい。ただ、都会の夜を駆け抜けたいだけ……。ライダーなら誰しもそんな気持ちになる週末があるのではないでしょうか。ビー・エム・ダブリュー株式会社がブランド体験型販売拠点「BMW Group Tokyo Bay」(東京都江東区)にて開催するNight Rider Meeting(ナイトライダーミーティング)は、二輪車を愛するすべてのライダーのためのカフェ・ミーティング・イベント。8回目を迎えた今回は、ブランドの垣根を越え、ハーレーダビッドソンも参加し、無料試乗会を開催しました。当日テストライドの先導役も務めたモーターサイクルジャーナリストの青木 タカオさんに、その盛況ぶりをレポートしていただきます。

開場を心待ちにしたライダーたちが押し寄せる

ハーレーダビッドソンがBMW MotorradのNight Rider Meetingに登場

ハーレーダビッドソンがお台場で行われたBMWナイトライドミーティングに登場

BMWナイトライドミーティングに集まったバイク

ゲートオープンとともに、ハーレーダビッドソンやBMW Motorradを始め、あらゆるメーカーのバイクが押し寄せるようにして会場へ入ってきます。用意していたパーキングスペース650台分があっという間にオートバイで埋め尽くされ、収容しきれるのだろうかと不安になるほど。2019年10月5日(土)19時、BMW Motorrad 8th Night Rider Meetingが始まりました!

BMWナイトライドミーティングの試乗会に並ぶ列

早くから会場入りするライダーたちのお目当てのひとつは、都会の夜を疾走できる試乗会。クローズドコースではなく、公道に出てベイエリアをライディングできるのは、たいへん貴重な機会と言え、受付はあっという間に長蛇の列です。その人気の程がうかがい知れます。

わたくし青木 タカオは、試乗会の先導役を務めさせていただきましたが、みなさんからのさまざまなご意見をダイレクトに耳にすることができました。
まず『アイアン883(XL883N Iron 883™)』に乗ったこちらの男性は、従来型スポーツスターのオーナーですが、「新しいのはやっぱりいいですね」とニッコリ。さすがに慣れたライディングで、新旧の違いをじっくり確かめていました。

ファッションもキマっているお二人はペアでご参加し、男性はニュー・ソフテイルのシャシーと『ミルウォーキーエイト(Milwaukee Eight®)』エンジンを味わおうと『ローライダー(FXLR Low Rider®)』を、女性はアイアン883をライディングされました。Night Rider Meetingは、週末のツーリングデートにも最適な場となっています。

「青木さ~ん!」と女性の声を聞こえるので振り返ると、パシャリ! スマートフォンで写真を撮られてしまいました。いつもはご夫婦でハーレーダビッドソンに乗っているご夫婦で、この日は小さなお子さんたちも連れてクルマでご来場。バイクミーティングの雰囲気を子どもたちにも味わってもらいたいと、一家揃って秋の夜長の遠足です。ライディングはナシにして、家族団らんの夜を過ごすのもいいですね。

注目のニューモデル、ローライダーSも展示

BMWナイトライドミーティングで展示されたハーレー2020年モデルのローライダーS

BMWナイトライドミーティングで展示されたハーレーダビッドソンローライダーS

BMWナイトライドミーティングで展示の2020年モデルのローライダーS

若いグループもたくさん見かけました。2020年モデルでデビューしたばかりの『ローライダーS(FXLRS Low Rider® S)』が展示され、注目を集めていましたが、跨ることもできライディングポジションも確かめることができます。
聞くところ、みなさんハーレーダビッドソンのオーナーではないとのこと。いったいどんなバイクに乗っているのでしょうか、気になって仕方がありません。

というわけで、愛車を見せていただき、再びグループショット。国産スーパースポーツでバイクライフを堪能しているフレッシュなヤング層も、ハーレーダビッドソンには一目置いているということでしょうか。嬉しいですね!

もちろん熱いハーレー乗りたちもたくさん参加しています。ナンバープレートを見ると、いずれも関西方面から。お話しを聞こうと声をかけると、ハーレーダビッドソン南大阪(大阪府堺市)の萩 慶司さん、ハーレーダビッドソン神戸(兵庫県神戸市)の田井 英之さん、両正規ディーラーの代表ではありませんか。このイベントのためにはるばるライディングして来たのです。もう、流石としか言いようがありません。

若者のバイク離れという言葉を耳にしたことがありますが、こういう場を訪れるとモーターサイクルカルチャーの盛り上がりと新たな息吹を肌で感じます。ペアで同じメーカー、同じモデルでご来場。BMW Motorradのイベントでしたが、メーカーを問わずすべてのライダーを対象にしていることが、パーキングスペースを歩けばすぐにわかります。

BMW Motorradとハーレーダビッドソンの強力タッグ

日本最大規模のブランド拠点である「BMW Group Tokyo Bay」(東京都江東区)も開放され、ライダーたちは明るく広々としたスペースでコーヒーブレイクをすることができました。

日本最大規模のブランド拠点であるBMW Group Tokyo Bay

イベントを主催するBMW Motorradの担当者にお話しをうかがうと、「バイクカルチャーを広めていくためには、ユーザーの皆さんが乗っているバイクのメーカーを限定していてはいけないと我々は考えております。今回のようにブランドの垣根を越えた、すべてのライダーたちのためのイベントを今後もいろいろとやっていけたらいいですね」と、語られていました。これには賛同しかなく、乗り手側に立った視点は嬉しいかぎりです。

ハーレーダビッドソン ジャパン代表取締役社長のグレッグ・ウィリス氏とBMW Motorrad本部長リー・ニコルス氏ハーレーダビッドソン ジャパン代表取締役社長のグレッグ・ウィリス氏(写真右)とBMW Motorrad本部長リー・ニコルス氏がガッチリ握手。

BMWナイトライドミーティングに参加したバイクたち

毎回、多くのライダーが来場し、大盛況のうちに幕を下ろすこのイベント。参加費は無料で、事前申し込みも不要と、気軽に参加できるムードが魅力と言えます。
開催は19時~21時のわずか2時間ほどで、試乗会以外になにか特別な催しがあるわけではありません。
担当者は「特にステージイベントや物品の販売などはせず、楽しみ方はライダーに任せています」と、今後のあり方を見守っています。というのも、騒音などで近隣にご迷惑がかかれば、すぐに開催が危ぶまれるのが夜のイベントです。これまで、今回を含め全8回をおこなってきましたが、ライダーのモラルを信じて続けてきました。
このため、我々参加者は、その想いを裏切るわけにはいきません。空ぶかしなどは言語道断なのはもちろんのこと、周辺を走行するときはなるべく静かにライディングしたいものです。試乗会のコースも、マンションやホテルなどが少ないエリアを選ぶようにしています。

きっと多くのライダーが、今後もこうしたイベントが開かれることを心待ちにしていることでしょう。また開催されるのであれば、騒音などに注意して参加したいものです。こうしたイベントが続けられるかどうかは、すべて私たちユーザーにかかっています。
また多くのライダーと、都会の夜を駆け抜ける感動、分かちあえたらこんなに嬉しいことはありません。

Text:モーターサイクルジャーナリスト 青木 タカオ
Photos:濱上 英翔

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