Freedom Interview
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「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く

2019.06.07

自ら手に入れた新車の『アイアン883(XL883N Iron 883™)』で北海道ツーリングに参加した俳優でタレント、サックスプレイヤーとしても活躍する武田 真治さん。北海道・札幌の正規ディーラー、ハーレーダビッドソンMJM札幌(以下H-D MJM札幌)で購入した彼に話を聞こうと、ともに日本最北端へ向かった。

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行くスポーツスター一筋という武田 真治さん。この度、H-D MJM札幌にて2019年型アイアン883を購入。

このツーリングで慣らし運転を完了?

週末の道北に晴れ予報が出た5月中旬。札幌市の中心部からバイクで約40分の道の駅には、午前8時の集合時間より30分以上も早く大勢のメンバーが駆け付けていた。

H-D MJM札幌が主催する年3回の恒例ツーリング。初夏の今回は、2日間かけて稚内まで往復約800kmを走破するというルート設定で、20台を超えるハーレーダビッドソンが集結。その中に、武田 真治さんの姿があった。

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行くBACKLASHのレザージャケットが映えるスタイリングで現れた武田 真治さん。

ほど良くやれたパープルのレザージャケットに、膝下からくるぶしまでを包むブラックのショートチャップス。最近の武田さんと言えば、NHKの「みんなで筋肉体操」で披露している肉体美が話題となっているが、実際の印象は発達した大胸筋をどう隠したのかわからないほどタイトでスマートだ。

そして、笑顔。同行スタッフを含めれば30人近い輪の中で、ことさら目立つわけではなく、周囲のメンバーたちも特に気を遣うでもなく、互いに言葉を交わしながらこれから始まる旅に期待を寄せているように見えた。

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く

この日、武田さんが乗っていたのは、本人が手に入れた2019年モデルのスポーツスター・アイアン883。しかもこのツーリングが実質的な初ライド。一気に慣らし運転を完了させるのが目的だという。

これが今回最大のトピック。札幌出身ではあるものの、活動拠点の東京ではなく、なぜ北海道で買ったのか? 故郷に帰ったときだけ乗るのか? その問いに武田さんは、少しだけ照れくさそうにこう答えた。

「ここに、この仲間がいたから」

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く

ハーレーダビッドソンは世界基準の男の嗜み

高校在学中の1989年に開催された「第2回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞。翌年の俳優デビュー後は、舞台や映画、テレビのドラマやバラエティでも活躍。また中学生で始めたサックスではオリジナルアルバムを発表するなど、今もってマルチな才能を発揮し続けている。

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く

一方、武田さんのバイクライフがスタートしたのは25歳のとき。最初は国産ツアラーに乗ったが、2年も経たないうちにカスタムされたスポーツスター・XL1200Sに乗り換えたという。その後、30歳前後でビンテージバイクを含め3台同時所有するに至ったが、多忙ゆえ乗り分ける時間もなく、次に買ったカフェレーサーカスタムのスポーツスター・XL883に絞り、つい最近まで乗り続けた。

「僕ら世代って、バイクに興味を持たないはずがないんですよ。原点はテレビのヒーロー物。僕が好きだったのは仮面ライダー。だからどうしてもカウルをつけたくなるんです」

そんな趣向であれば、ハーレーは選ばれない気もするのだが?

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く

「いや、ハーレーは世界的なブランドですから。僕にとってバイクは、時計やクルマと同様に世界基準の男の嗜み。何を選ぶかでその人となりがわかるので、そこに妥協はありません」

中でもスポーツスターに乗り続けるのはなぜだろう?

「ハーレーの魅力と言えば、マッスルで逞しいスタイルが醍醐味ですが、走りのトルク感はそのままでウェストあたりが細いスポーティーなスタイルもまた魅力的なんです。僕は後者に惹かれました。自分の体格も考えた上で」

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く

再会した級友。新たな刺激

実はツーリングする機会が少ないという武田さん、札幌出身ながら稚内まで走るのは今回が初めて。そんな経験値で、ともに走る「この仲間」をアイアン883の北海道購入の理由に挙げたのはなぜか。そこには一つの友情物語が潜んでいる。

「いきなり連絡があったときには、さすがに不審に思いました」

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く中学生の頃からの付き合いという親友の結城 安文さんと。

昼の人気番組だった「笑っていいとも」のテレフォンショッキングに、30歳になった武田さんが出演するのを知り電報を送ったのは、中学の同級生だった「フー」こと結城 安文さんだ。高校から別の道を歩んだが、やがて結城さんは地元・札幌を拠点に事業を展開する経営者となった。

「ずっと活躍は観ていたのですが、こちらも仕事が落ち着いたタイミングだったので電報を打ちました。でも、真治が返信くれるまで半年くらい放置されましたけど(笑)」

それ以降の二人は、それぞれの世界で懸命に生きる同い年として、会うたびに互いを刺激してきたという。

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く

「今日も彼が着ている革ジャンがあまりにカッコよくて、東京の店まで出かけて行ったんですよ。そうしたら真治、2万円のニット帽を何の躊躇もなく買って、さすが芸能人はヤバいなあって」

当時を振り返って真顔になる結城さんに、武田さんは苦笑いを返す。

「いや、仕事を頑張っていたフーは別荘と船まで持っていましたからね。ヤバいのはどっちだって話ですよ。」

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く

「誰もが知るブランドの時計やクルマなど、すでに世界基準の男の嗜みを持っていた彼でしたが、一つだけ足りないものがあった。それがバイク。ハーレーを勧めたのは僕でした。何でも持っていたから、ちょっとやっかんだところもありましたけれど(笑)」

そうして結城さんは、2017年モデルのCVOを手に入れる。その縁でつながった地元の仲間を武田さんに紹介した。それだけではない。数年前に東京で見た武田さんの舞台に感動し、地元札幌でのエンターテイメント活動の可能性を探る中で、「BREATH OF LIFE」と名付けたイベント事業部を自ら設立。級友の活動を支援する体制をつくってしまったのである。

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く「真治とは18歳からの付き合い」というDJ DRAGONさん(奥右側)が2日目から参加。

今も胸に残るRebelの象徴としてのハーレーダビッドソン

「生き生きして見えたんですよ」

結城さんがそばを離れたタイミングで、武田さんはぽつりと言った。

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く

「僕はもともと、バイクもサックスもビンテージのものが好きだったんです。けれども結城君が教えてくれたこのメンバーが新しいハーレーを楽しそうに乗る姿を目の当たりにして、発想が変わりました。それで今回、H-D MJM札幌で新車を買おうと。この後、東京に送ってもらいます。整備? その度に札幌に送ればいい。やはり命を預けるものだから、信用できる人に触ってほしいんです」

最後に改めてたずねた。武田さんにとってハーレーダビッドソンとはどんな存在か。

「その質問、あのウィリーGに投げかけたことがあるんです」

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行くハーレーダビッドソンの“生きる伝説”ウィリーG

ハーレーダビッドソン創設者の一人ウィリアム・H・ダビッドソンの孫にあたるウィリアム・G・ダビッドソン──ウィリーGは、ハーレーのみならず世界のバイク史に燦然と輝くレジェンドだ。武田さんは以前ある番組のロケで、彼と米国ミルウォーキーで話す機会に恵まれたという。

「“レベルの象徴”と答えてくれました。そのときはLで始まるLevel(段階の意)って聞こえたんです。でも気になって、後で通訳の方と映像を見直したらRebel、“反抗”という言葉だったことがわかりました。一人の男としてカッコいい生き方を探求し続けたい僕には、これほど響く言葉はありませんでした」

おそらく武田さんが受けた感銘は、世界中のハーレー乗りに、あるいは結城さんを始めとする札幌の仲間たちにも等しく共鳴するものだろう。

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く

北の大地の玄関口に構えるハーレーダビッドソンMJM札幌

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く北海道でしか見られない、地平線の向こうまで伸びる一本道。

今回のツーリング、往路は山間をたどる国道40号線で稚内まで北上。帰路は、朝一番で日本最北端の宗谷岬に向かった後、日本海沿いをひた走るオロロンラインで南下。

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く日本最北端の地・宗谷岬にも到達。

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行くオロロンラインと呼ばれる道が続くサロベツ原野からは、利尻島の利尻富士の姿も。

2日目の後半に武田さんが「日本じゃないみたいな景色がずっと続いてマジで最高! 街に戻るとさびしい気持ちになりそう」とつぶやいたほど、ダイナミックな地形を堪能できるルートが選ばれた。

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行くH-D MJM札幌

北海道最大の都市、札幌に居を構えるH-D MJM札幌では、ハーレーダビッドソンのレンタルを実施中。武田さんが自慢する仲間たちと同じ旅を、今夏の計画に盛り込むのもお勧めだ。

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く

「この仲間がいたから」スポーツスター・アイアン883を手に入れた武田 真治さんと北海道を行く

ハーレーダビッドソンMJM札幌
北海道札幌市中央区南20条西11-2-10
TEL:011-533-0080
営業時間:10:00~19:00
定休日:水曜日
http://harleydavidson-mjm-sapporo.com/

Text:田村 十七男
Photos:濱上 英翔

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