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クロアチアで比較試乗! 2018年 NEWモデル、アイアン1200 & フォーティーエイト スペシャル。そしてツーリングモデルのインプレッションは?

2018.05.25

アップライトなハンドルが生むリラックスしたライディングポジション

今回の試乗会で最も気になっていたのは、スポーツスターファミリーに新たに加わった2台のニューモデル、アイアン1200とフォーティーエイト スペシャルです。試乗会2日目になって、ついにテストライドすることができました。

アイアン1200

フォーティーエイト スペシャル

いずれもスポーツスターファミリーならではの『エボリューション(Evolution®)』エンジンを搭載し、全域で扱いやすいトルクを発揮してくれます。停止した状態からの発進加速も、巡航中の追い越し加速も力強く、スポーツスターファミリーの883ccモデルよりひとまわり大きなパワー感があり、どんな状況下でもライディングに余裕をもたらしてくれるのです。

大小さまざまな島が浮かぶ紺碧のアドリア海に沿って走ると、ときおり中世の面影を強く残した旧市街を抜け、変化に富んだその景色とスポーツスターの走りは決して退屈することがありません。カフェのパラソルの下で憩いのひとときを過ごす人たちが手を振ってくれたり、スマートフォンのカメラをこちらへ向けていたりし、ハーレーダビッドソンはどこへ行っても人気者だと改めて感じます。

両モデルに共通するのは、大胆に迫り上がったアップライトなハンドルですが、実際にライディングするとグリップは両腕を伸ばした自然な位置にあり、肩の力が抜けたリラックスのできる乗車姿勢となることがわかりました。

そして景色を堪能しつつノンビリ流せば、そのクルージング性能の高さに感心するばかりです。
不快な微振動はなく、乗り心地も良く、申し分のない直進安定性、ABSの備わるブレーキ、衝撃をしっかり吸収する前後サスペンション、もはやラインナップから姿を消してしまったダイナファミリーの役割もスポーツスターの1,200ccモデルは担っていると言ってもいいのかもしれません。

アグレッシブで軽快な走りもスポーツスターの持ち味

アイアン1200はフロント19インチに細身のタイヤを履くというスポーツスターのベーシックな足まわり。対してフォーティーエイト スペシャルは前後16インチで、ファットタイヤを組み合わせています。
アイアン1200は大らかでゆったりとしたハンドリングで、フォーティーエイト スペシャルはクイックな初期旋回性があり、車体を寝かし込んでからのタイヤが路面を掴むグリップ感もより強い傾向です。
どちらもワインディングで身のこなしが軽く、スポーツスターらしいアグレッシブな走りが楽しめました。

軽快で扱いやすく、コーナリング性能も高い両モデルですが、さらにダイナファミリーのような快適なクルージング性能も持ち合わせています。この二面性こそが大きな魅力であり、ファンを魅了することとなるでしょう。
70年代にタイムスリップしたかのようなフューエルタンクのグラフィックも色鮮やかですし、この2台、ビッグヒットの予感がします。

Text:モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

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