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それぞれの個性と魅力が際立つ、スポーツスターの派生モデルたち

2017.11.21

ゴージャスな装いでカスタムテイストを強調

XL1200C SPORTSTER1200 CUSTOM(2003年)

スポーツスターにもビッグツインモデルのような豪華さをアピールするモデルが加わりました。1988年にデビューした『XLH883 DELUXE』です。クロームパーツを多用し所有感を向上、上質さに磨きをかけました。
以来、1996年からは『XL1200C』がラインナップに加わり、フロントホイールをクロススポーク仕様の21インチとした迫力あるフォルムを確立しています。1999年には883ccモデルにも同様の『CUSTOM』が登場し、『XL883C』は2009年モデルまで、『XL1200C』は2010年モデルまでロングセラーを続けました。写真はH-Dカンパニーの100周年を記念した2003年式『XL1200C』アニバーサリーモデルです。

XL883C(2009年)

90年代から長きに渡って定着したカスタムは、長い航続距離を実現するストレッチタンクを備えていました。写真の『XL883C』は、最終型となった2009年モデルです。

1200 CUSTOM(2018年)

現行ラインナップでも『CUSTOM』の堂々たる姿が見られます。フロント21インチは変更となり、最新モデルでは前後ホイールを16インチとしファットタイヤが組み合わされた独創的なフォルムに進化を果たしました。

若者のハートを鷲掴みにしたダークカスタムの登場

XL1200N Nightster(2008年)

クロームパーツを排し、全身をブラックアウトするという「ダークカスタム」をいち早く採り入れたエポックメイキングなモデルが2008年モデルに誕生しました。『Nightster』です。
煌びやかなクロームパーツでデコレーション、そのオーソドックスなカスタムとは正反対の新しさに満ちあふれたカスタムは敏感な若者たちの感性に響き、一躍注目の的に。翌年のアイアン883というヒットモデルを生み出すキッカケになっています。

IRON883(2018年)

ダークカスタムはより洗練され、アイアン883で1つの究極な姿を見せています。カッティング加工が施されたカスタムホイールは、鈍く光る金属の質感が黒とのコントラストを演出。ストリートに溶け込むそのフォルムが、ハイセンスなライダーたちを魅了し続けているのです。

誰も想像しえなかった伝統と新しさが融合したフォルム

Forty-Eight(2012年)

スポーツスターという枠を超えて、それまでには想像もし得なかった新しいスタイルも生まれました。2012年モデルとして鮮烈なデビューを果たした『フォーティーエイト(XL1200X Forty-Eight®)』はその筆頭でしょう。
力強いフロントエンド、アンダーマウントミラー、シンプルなテールエンド、そして1948年に初採用された「フォーティーエイトタンク」といった伝統的な装備で、瞬く間に人気モデルに。今となっては「スポーツスターファミリー」に欠かせないモデルとなっています。

Forty-Eight 115th Anniversary Edition(2018年)

2018年式のフォーティーエイトでは、115周年を記念した限定エディションを選ぶこともできます。レジェンドブルーデニムの車体には、タトゥーにインスピレーションを受けたイーグルとバー&シールドのグラフィックが入り、シリアルナンバー付き。コレクター垂涎の1台です。

カスタムスピリッツ色濃い、変幻自在のスポーツスター

Seventy-Two(2013年)

ミニエイプハンドルバーと大径フロントホイール、フォワードコントロールといった独創的な装備で、チョッパースタイルを構築した『セブンティーツー(XL1200V Seventy-Two)』も記憶に新しいところです。クロームパーツが各部に用いられ、ゴージャスな装い。ウエストコースト発祥の70’sスタイルが再現されています。


Superlow1200(2014年)

「ハイウェイを使ってロングライドも快適に」
そう言わんばかりのツーリング仕様としたスポーツスターが『Superlow1200』です。ウインドシールドやサドルケースの装備のみならず、フットペグをミニボードとし、快適な乗り心地を提供しました。スポーツスターが持つ、クルーザーとしてのポテンシャルの高さを知らしめた1台です。

今回紹介したのはその一部に過ぎませんが、スポーツスターにもさまざまなカスタムモデルが存在し、モデル毎にそれぞれの輝きを放っていることがわかります。
今回、60周年という節目に、無限に広がっていくスポーツスターの可能性を感じることができました。そしてきっとまた、新たなスポーツスターが誕生することでしょう。その歴史は、これからも続きます。

Text:モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ
スポーツスター60周年記念サイト:THRILLS

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