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ハーレー新時代の幕明け!ALL NEWソフテイルファミリーの誕生。ハーレーダビッドソン2018モデルを青木タカオさんが試す!!

2017.09.15

切れ味鋭い走りが光るファットボブ

ファットボブでは倒立式のカートリッジフォークが採用され、スポーティな走りに磨きをかけている。
角目LEDヘッドライト、テールエンドに向かって跳ね上がる2-1-2エキゾースト、小振りな燃料タンク、ファットタイヤを履いた前後16インチの足まわりなど、スタイリングも新しさに満ちあふれているが、このモデル最大の魅力はなんといってもアグレシッブな走りそのものだ。
フロントフォークを取り付ける角度や他モデルより小径としたホイールサイズからしても、ハンドリングの鋭さはシリーズ中ピカイチ。ほぼ一文字のドラッグバーを握ると上半身が若干の前傾姿勢となり、跨った瞬間からアグレッシブな走りを予感せずにはいられない。

車体の軽快感がより際立っているのは、リアサスペンションのストローク量(動く量)が他のモデルより長く取られていることも大きく影響している。しなやかに動くモノショック式のリアサスペンションが高い路面追従性とトラクションを生み、後輪がしっかり地面を掴んでいるかのようなグリップ感があるから、安心してスロットルを大きく開けていける。

シャーシは剛性の上がったメインフレームのおかげで頼もしさが増し、スピードレンジが上がってもよれる気配はなく、安定感はこれまでのソフテイルモデルとは比較にならないほど上がっていて、サスペンションに負荷をいくらかけようともストロークの奥でしっかりと踏ん張り、ステップ裏のバンクセンサーが路面を擦ってもなお臆せず車体を深くリーンさせたままコーナーを駆け抜けることができた。
これはファットボブで最も顕著だったが、他の新型ソフテイルについても同じことが言える。

重厚な乗り心地が痛快なファットボーイ

1990年のデビュー以来、ラインナップに欠かせぬロングセラーモデルとなっているファットボーイもまた斬新なスタイルを手に入れた。
異径LEDヘッドライトを備えたフロントマスクに目を惹かれるばかりだが、160mmという極太の前輪タイヤにも驚きを隠せない。ファットボーイならではのディッシュホイールや240mmのワイドリアタイヤも含め、迫力タップリ。磨き上げたサテンクローム仕上げのエンジンも美しい。
ライドフィールもそのスタイルが示すとおり、ハンドリングをあえてヘビーなものとしており、それを操るのが面白い。直進安定性が強く、コーナーでは車体を意識的に寝かせていく動作が求められるが、旋回を始めてしまえば狙ったラインをトレースしていくことができる。新型になって、ますます個性が際立つモデルへと進化した印象だ。

伝統的なアイコンたちを受け継ぐレジェンド、ローライダー

ヘッドライトバイザー、タンクオン・デュアルメター、プルバックハンドルバーといった1977年の「FXS Low Rider」から代々受け継がれてきた伝統的なアイコンたちは、新型でもしっかり生き残っていたから嬉しい。
リアサスペンションがツインショックではないことに試乗前は戸惑いを感じたが、身のこなしの軽いライディングを味わってしまうと、現代版ローライダーの進化が正しかったことに納得せざる得ない。
「ビッグツインモデルであっても、スポーティに走りたい!」
その要望を満たすのがローライダーであるのだから。

【次ページ:オートクルーズコントロール搭載のヘリテイジ クラシック】

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