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ハーレー新時代の幕明け!ALL NEWソフテイルファミリーの誕生。ハーレーダビッドソン2018モデルを青木タカオさんが試す!!

2017.09.15

フルモデルチェンジを果たしたソフテイルファミリーのプレス向け国際試乗会が、2017年8月下旬にアメリカ・ロサンゼルスにて開催され、日本からもモーターサイクルジャーナリストの青木タカオさんが参加した。およそ300マイル=約480kmを2日間かけてのテストライドを通じて受け止めたインプレッションの全てをお届けしたい。

新しく生まれ変わったソフテイルファミリー

地を這うような安定感がありながら、車体の動きが軽やかで、思うがままにコーナーを駆け抜けることができる! これまでのソフテイルファミリーとは、明らかにすべてが違う。
大きな段差を乗り上げたときの突き上げ感もないし、頑固な重さもない。新設計メインフレームと新採用の『ミルウォーキーエイト(Milwaukee Eight®)』エンジンが、ソフテイル全8モデルをまるで別のオートバイにしてしまった。
生まれ変わったソフテイルの素晴らしさを一刻も早く伝えたいので、まず結論から述べさせていただこう。乗り心地、運動性能、安定感、そしてエンジンパワーを含め、新型ソフテイルはすべてにおいて従来型を凌いでいる。

飛躍的に上がったコーナリング性能

H-Dモーターサイクルカンパニーが設定した試乗コースは、ロサンゼルスのライダーたちに人気のワインディング「エンジェルクレストハイウェイ」を経て、“南カリフォルニアのアルプス”と言われるレイク アローヘッドに至る山岳路だった。これまでのソフテイル各車では苦手な項目だったであろう、つづら折れの道が果てしなく続く。
しかし新型ソフテイルたちは、その難コースをいとも簡単に、しかもハイペースで走り抜けていくから驚いた。大小さまざまなコーナーが、待ち遠しくなる程にライディングが楽しいのだ。

メインフレームを新設計し、軽量化を達成

決め手となっているのは、シャーシの大刷新によるところが大きい。完全新設計のカーボンスチール製メインフレームは、ショックユニットを地面と水平配置する1984年以来の構成を見直し、バックボーン後端からモノショック式リアサスペンションが三角形状のスイングアームへ繋がる構造に一新された。これにより剛性を65%高めつつも軽量化を実現し、シャーシ全体の剛性は34%も向上している。
この新作フレームによって車体重量が抑えられ、従来モデルに比べるとその差は最大で17kgと大幅な軽量化を達成していることがわかる。

ソフテイル用に最適化したミルウォーキーエンジン

Milwaukee Eight® 107

Milwaukee Eight® 114

そして搭載されるエンジンもまた新しい。2017年モデルのツーリングファミリーから採用されたミルウォーキーエイトエンジンをソフテイル用に最適化し、排気量を107ci=1745ccと、114ci=1868ccの二本立てとした。114ciは『ヘリテイジ クラシック(FLHCS Heritage Classic)』、『ファットボブ(FXFBS Fat Bob®)』、『ファットボーイ(FLFBS Fat Boy™)』、『ブレイクアウト(FXBRS Breakout®)』で選択できる。

ソフテイル用エンジンのデュアルカウンターバランサー

フレームにラバーマウント(ラバー部品を介してエンジンを搭載)されるツーリングファミリーでは、内蔵されるカウンターバランサーはシングルだったが、リジッドマウントフレーム(ラバー部品などを用いらずエンジンを搭載)としたソフテイルではバランサーをデュアル化し、不快な微振動への対策に万全を期しているのも見逃せない。
なお、加速性能はこれまでの『Twincam 103』エンジンと比較し、0→60mph加速は10%、5速での60→80mph加速は16%向上しており、実際に乗ってみてのフィーリングでは、スロットルレスポンスがより鋭く、トルクが全域で太くなった印象。全身に感じる鼓動感、サウンドもますます力強い。

軽快で安定感ある走りを生む、高性能なフロントフォーク

フロントサスペンションには高性能な「デュアルベンディングバルブフォーク」が採用され、130mmという余裕あるストローク量を確保。ヘリテイジ クラシック、ファットボーイ、『ソフテイル スリム(FLSL Softail Slim®)』、『デラックス(FLDE Deluxe)』では、そこに伝統的なフォークカバーがセットされ、迫力のフロントエンドを演出。

その一方で『ローライダー(FXLR Low Rider®)』、ブレイクアウトでは軽快感あふれる装いとしており、『ストリートボブ(FXBB Street Bob®)』には同モデルのアイコンのひとつ、ラバー製のフォークブーツが新型でも受け継がれた。

左:Low Rider® 右:Street Bob®

【次ページ:スポーティな走りに磨きをかけたファットボブ】

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