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しまなみ海道も近い、ハーレーダビッドソンバルコム福山が移転。ソフテイルデラックス女性オーナーにインタビュー!

2016.12.28

開店前から続々と人が集まってきた。ハーレーダビッドソンに乗ったライダーたちが大半を占めるが、クルマで来た家族連れやカップル、「学校が近くで興味があったから」という制服姿の女子高生までもいるから驚く。広島県福山市で2004年3月からハーレーダビッドソンを取り扱ってきた『ハーレーダビッドソンバルコム福山』が12月17日(土)、店舗を移転リニューアルした。株式会社バルコムモーターサイクルは1967年からハーレーダビッドソンを取り扱ってきた老舗で、創業50周年を迎えるのにあたっての店舗一新となる。

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H-D福山が移転リニューアル

広島店、岡山県、そして東京杉並店もあり、長年にわたって培ってきたユーザーからの信頼が同社の強み。ユーザーのハーレーライフを「親切・親身・正確・迅速」にサポートし、2015年度には広島店がディーラー・オブ・ザ・イヤーにも輝いた。

ハーレーならではの世界観を感じることができるインダストリアルなモチーフを活かした外観の新しい店舗は、ブラックの什器と木目を活かしたスペースを基調としたシックで温かみのある内装に生まれ変わり、モータークローズやパーツ&アクセサリーが豊富に取り揃えられている。道路に面したエリアはガラスを多用したことでとても明るく、そこに数多くの車両がディスプレイされている。

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店内に入ってまず感じるのは、天井が高く広々とした空間であること。そして知る人ぞ知る全世界限定225台、日本に11台しかない『ブレイクアウトレガシー(FXSB BREAKOUT® LEGACY)』が置いてあるから、マニアにもたまらない。シリアル番号をチェックしてみると88/225とあり、リミテッドエディションならではのカラーペイントやカスタムの数々、一見の価値ありだ。遠方からも、ツーリングがてら立ち寄ってみるのもいいだろう。同店からは日本屈指の人気ツーリングルート、しまなみ海道もすぐそこだ。

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店内にある大きなボードには中四国の地図が描いてあり、ツーリングやイベント情報などが書き込めるようになっている。これを見れば、次のツーリングの日程や行き先がわかるし、ひとりや仲間たちともツーリングプランが次々に思い浮かぶ。

そしてハーレーに乗るオーナーはもちろん、来店した人が老若男女を問わずくつろげるコミュニケーションエリアが充実しており、リニューアルオープン当日も至るところでユーザーたちの会話が弾んでいる。

たとえばスタッフが顔なじみのユーザーに、初めて店に来たお客さんを紹介すると、あとはもう放っておいても話が盛り上がっていく。
「大型2輪免許をとるのはタイヘンですか?」「ハーレーって重いのですか?」「最初から大きいモデルは無理だと思いますか?」など、きっと不安に思っていることがたくさんあるのだろう。
しかし、誰もがそういった疑問や不安を共感できる。最初はみんなビギナーだったからだ。スタッフはもちろん、オーナーらがそういった問いかけに真摯に答え、ハーレーダビッドソンバルコムを核としたコミュニティの輪はどんどん広がっていく。

一目惚れで選んだソフテイルデラックス

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『ソフテイルデラックス(Softail® Deluxe)』に乗る坂本優希さん(22歳)も、1年前を振り返ると同じだったと教えてくれた。
「最初は知り合いもいませんから、店に入るのに少し勇気がいりました。でも、どうしてもハーレーに乗りたいから、思いきってドアを開いたのです」
坂本さんのときもやはりスタッフだけでなく、お店に来ていた常連客らもいろいろと教えてくれたのだという。
「もし誰も相手にしてくれていなかったら、そのまま諦めてハーレーには乗っていなかったかもしれませんね」
だからなのか、坂本さんはひとりでお店に来た女性に「こんにちは!」と笑顔で話しかける。
「福山店は女性ライダーがまだまだ少ないから、ぜひ仲間になりましょう!」と。
坂本さんは、女性のハーレー乗りがもっともっと増えることを願っている。

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一目惚れで選んだソフテイルデラックスは「珍しいツートーンカラーがお気に入りです。グリーンだしキュウリ号って呼んでいます」と大満足。広島と福山、片道およそ100kmの距離を高速道路で通勤するのにも使い、走行距離は増える一方だ。

お揃いのジャケットを着てる彼をリアシートに乗せてツーリング

同店には女性スタッフもいて、坂本さんのウェア選びは細川さんが相談に乗ってくれる。
「ハーレーのモータークローズは街でも着られるカジュアルなものから、ハードなスタイルまで揃っていますから、お客様もシーンによって使い分けています」
サイズ設定も増え、SLIM FITという日本人の体型にも合ったラインナップもある。もちろんレディースも豊富だ。
「これはどうかな?」
「ちょっとサイズが合うか試してみようかな」
細川さんと坂本さん、ふたりの会話はまるでガールズトーク。坂本さんは「居心地がいいから、特に用事がなくても店に来ますよ」と笑う。

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坂本さんが着ているジャケットは細川さんのイチオシだったが、同店ではあっという間にSOLD OUTになった人気アイテムとのこと。
「お揃いのを彼も着ています。えっ、彼はバイクの免許を持っていませんよ。だから私のリアシートに乗せてツーリングに行くんですよ。あまり強くは勧めていませんが、最近アイアン883が気になるようです。いつか2台のハーレーで走れたらいいですよね」
若い男性も、ハーレーダビッドソンに熱視線を送っているようだ。

ガラス張りのファクトリー

同店所長の神原さんは息つく間もない。お家特製のおでんを来店した人にふるまい、顔なじみがくれば笑顔で対応している。クルマを誘導しながら「いままでは駐車場がなかったのですが、新店舗はゆったりと駐められます」と、胸のつかえが下りた様子。規模やデザインだけでなく、こうした現実的なところも充実した。

また、広々としたファクトリーもガラス張りで中の様子がよく見える。これについて神原さんは「メカニックにとっても良い環境で作業することは大きなプラスになりますし、より優れた技術によってお客様の信頼を得られるのだと考えています」と話してくれた。

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スタッフ全員がお客さんと会話ができる環境

それにしても店の中や外、あちらこちらで楽しそうにお喋りをしている姿が目立つ。スタッフを中心にユーザーらが5〜6人の輪をつくっていたり、とにかく笑顔が絶えない。
同店では担当セールスだけでなくスタッフ全員が、お客さんの担当者と考えている。だからユーザーはメカニックとも世間話ができるし、セールスにもメンテナンスの相談を持ちかけられるのだ。
このスマイルあふれるムードは、スタッフ全員がユーザーとのコミュニケーションを大事にしてきた賜物であり、今後も変わらず大事にしていく。神原さんは言う。
「定期的にツーリングを企画し主催しているのですが、スタッフが交代でアテンドする当店のツーリングは、お客様同士のふれあいの場であるのはもちろん、お客様とスタッフとのコミュニケーションの場でもあります。他の店でご購入いただいた方も歓迎ですので、ぜひお気軽にツーリングにご参加していただきたいと願っています」
坂本さんのようなフレッシュなオーナーが、ますます同店に集まってきそうだ。

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ハーレーダビッドソンバルコム福山
広島県福山市明神町2-18-2
TEL. 084-945-0780
営業時間:AM10:00〜PM7:00
定休日:毎週火曜日(祝日を除く)
http://harleydavidson-balcom-fukuyama.com/

PHOTO GALLERY

Text:モーターサイクル ジャーナリスト 青木タカオ
Photo:安井宏充

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