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SANABAGUN.高岩 遼のサマープロジェクト。故郷の宮古へハーレーと一緒に帰る!

2017.09.01

3.11、今思うこと

―――宮古は震災を受けた街として、ある意味有名になってしまったけど、自分が住んでいたところが被災地になって何か思うことはありますか?

高岩「2011年3月11日。宮古に帰ろうと、東京・浜松町に向かっていた途中で地震に遭いました。タクシーも使えず動けなくなって、歩いて先輩の家に行ってテレビを見たら、宮古があんなことになっていて『えー!』ってなった。
オレは復興を目の当たりにしていないし、ダイレクトに震災を経験していない。母の安否は不安でしたが、どうにかなると思っていました。正直なところ、当時はまだ震災に対して、まったくヤバイという感じがなかったんです。」

津波で流された、ご自宅跡にて。ここに高岩さんの部屋があったという。

―――自分の暮らしで精一杯だったのかもしれませんね

高岩「歌手になるため必死でしたから、そこまでセンチメンタルな気持ちがなかった。
震災から1年後くらいに帰ったとき、街の人も元気だし、よく遊んでいた公園にも仮設住宅が建ち、幼馴染みのおばあちゃんが住んでいたりして、逆に元気をもらいました。
震災でボランティアに行く精神は大事だと思うけど、結局自分たちを救うのは自分たちでしかなくて……。」

後ろに見えるのは、津波の被害に遭った宮古市役所。

―――というのは?

高岩「渦中の人にしか苦しみはわからないと思う。人を助けようとするのは大事だけど、どちらかというと、イベント感覚で行くような人も多かったと思う。
オレは、それは絶対にやりたくない。真摯な気持ち、同じ立場じゃなくちゃ無理。自分の家が流されて、隣の家も流されてっていう状況の中、りんごが1つだけあって『これ食べるかい?』って困っている人に差し出せることが究極の優しさで……。」

ガソリンスタンドで給油中、「これハーレーか!」と言って近寄ってきてくれた地元のおじさんとお喋りする高岩さん。

―――宮古に恩返ししたいと考えているんですね。

高岩「オレはまだ、この街に何も還元できていない。故郷に錦を飾る、その難しさを感じています。」

―――いい夏休みになりそうですね。

高岩「この街でハーレーダビッドソンに乗れて、本当に嬉しい。男の究極のオモチャだと思います。」

―――ズバリ、高岩さんの夢は?

高岩「本物の富と名声を手に入れること。とんでもないお金持ちになりたい!」

故郷の仲間との久々の再会。いろいろな想いがあるなかで、高岩さんはハーレーダビッドソンと一緒に帰ることを選んだ。
そこに深い意味はなかったのかもしれないが、いま自分はハーレーと共に着実に歩を進めているということを伝えたかったのかもしれない。
その道はどこまでも自由で、高岩さんの描く夢のように果てしなく大きく、広い。

Text:モーターサイクル ジャーナリスト 青木タカオ
Photos:横山マサト

ハーレーダビッドソン×SANABAGUN.、タイアップ楽曲が完成!

ハーレーダビッドソン×SANABAGUN.のアーバン・ストリート・カルチャー・プロジェクト『STREET×STREET』が展開される中、SANABAGUN.がハーレーをテーマにタイアップ楽曲 “We in the street” を制作!楽曲&ミュージックビデオの全編公開前にティザー映像が公開されています。

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