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プレミアムな極上サウンドが代官山T-SITEを彩ったFREE[ER] WEEKEND in TOKYOレポート #02

2018.11.07

艶やかなサウンドで彩られたFREE[ER] WEEKEND in TOKYO

第1弾に続く今回のレポートでは、2日間に渡り繰り広げられた5組のアーティストによるライブイベント[PREMIUM LIVE SHOWCASE]の模様をお届けする。

1日目のゲストは、FREEDOM MAGAZINEの企画に度々登場するボーカリストの高岩 遼と、ジャンルレスな活躍を見せるアーティストのAzumi。2日目にはシンガーソングライター・ギタリストのRei、キーボーディストのKan Sano、ロックバンド The ManRayと、実に個性豊かなメンバーが勢揃い。

JAZZスタンダードも聴かせる高岩 遼の魅力

ごくごくピアニッシモ、いや、ピアニッシシモで始まった今回のショー。ハーレーダビッドソンFREE[ER] WEEKEND in TOKYO PREMIUM LIVE SHOWCASEのオープニングを飾ったのは高岩 遼だ。彼は、オールバックのヘアスタイルにスーツ姿で現れた。

高岩を知る人なら、声量を抑えた彼の声やセクシーにささやくJAZZスタンダードを歌う彼の姿を意外に思ったかも知れない。しかし、それもまた高岩 遼なのだ。ジャンルにとらわれない……なんて言葉は彼に対してはもはや陳腐だろう。基本を抑えて多彩に昇華してみせる高岩がオープニングに選んだ曲は王道「ALL OF ME」だった。

徐々にボリュームを上げ、La~La♪ La~La♪とコール&レスポンスで客席を沸かせる。

2曲目は少しアップテンポのスウィングで「I’ve Got You Under My Skin」を。続いてフランク・シナトラのスタンダード「Come Fly With Me」もまた、高岩の手にかかればエンターテイメントに料理され、ハンドクラップで客席と一体化してゆく。

短いMCを挟み、スキャットからの「It Had To Be You」。Bassソロにセクシーさを要求する高岩に、バンドメンバーは苦笑い。強弱自在、緩急自在に息もぴったりなバンドを操る彼だが、実はこの日、本番直前に今晩のメンバーと軽くリハーサルをしただけなのだという。おそらく高岩と同世代であろうピアノ、ウッドベース、ドラムの若い3人もとても楽しそうにグルーブしている。

しっとりと聴かせるラブバラードも、サビに向かって徐々にボリュームをあげ唸るボーカルに客席が惹きつけられていくのが手にとるようにわかる。

岩手から上京して10年。2018年10月17日に発売となったソロアルバムについてのMCもまた、エンターテインメントな口上として楽しませてくれた。THE SUPER STARを目指すという彼の言葉が素直に受け取れるのは、わずか3年でストリートライブ4,000本以上という経験と熟練に裏打ちされているからだ。

ライブの最後を飾ったのは、ハーレーダビッドソン・プレゼンツに相応しい「Route 66」だった。軽快なスウィングの合間には、ピアノに乱入して高岩本人のピアノソロまで聴かせてくれた。エンディングは客席とのコール&レスポンスによるスキャット合戦で興奮は最高潮に。

もしこれがホールライブ、いやスタジアムライブだったとしても、同じように客席を沸かせるであろう高岩 遼のライブだった。

高岩 遼コメント
「初めて聴いてくれたお客さんも多かったし、バイカーの女性なんかもいてうれしかったです。バンドはドラムとピアノは今日初顔合わせだったし、ベースもそれぞれ合わせるのは初めてだったりしたんですけど、最初の硬さからすぐに音楽で打ち解けてくのがジャズですよね。ハーレーとジャズの組み合わせって面白いと思うので、バイカーの皆さんもぜひアルバム『10』をよろしくお願いします」

[Set List]
1. All Of Me
2. I’ve Got You Under My Skin
3. Come Fly With Me
4. It Had To Be You
5. Teach Me Tonight
6. Route 66

東京の夕暮れをAzumi色染めて

BLUE SKY HEAVEN 2017以来となるハーレーイベントへの登場となったAzumi。

ワンピースに自身のブランド「Tuno by Azumi」のヘッドドレス、そしてピンヒールのハイヒール。エレガントだがどこかハーレーっぽさも感じるのは、大胆な太さのストライプとモノクロームな色でまとめたファッションの所為だろうか。グルーブあふれるSWING-Oのピアノとともに「Carnival」からライブは始まった。

wyolicaを経てジャズナンバーも歌っているAzumi。2曲目は自身で日本語歌詞を付けたという「LIFE is Music -I Got Rhythm-」を聴かせてくれた。Azumiが自らデザインしているというヘッドドレスとアシンメトリーにアップにしたヘアアレンジは、曲の雰囲気にマッチして愛らしい魅力を加えている。イントロから自然とハンドクラップが沸き起こり、彼女の透明な歌声をオーディエンスが盛り上げていた。

Azumiのかたわらにはウインドチャイムやタンバリン、トライアングル、シンバル、シェイカーなどたくさんのパーカッションがスタンドにセットされ、曲の途中からは彼女自身の足にくくられたフットベルも加わって曲に音の彩りを添える。

テンポよくwyolicaの代表曲「シェルター」へ。この日のフリーライブは当日整理券方式。早い時間から大勢の女性も並んでいて、女性からの人気の高さを物語っていた。それもそのはず、彼女たちの心に必ず刺さるせつない歌詞は共感を誘う。ときにハンドクラップで、ときに手と手を組んだまま放心するような。つかんで離さないAzumiの歌声は「一日の終わりは君と一緒に」「Crazy Days」へと紡がれる。

名残惜しくもライブの最後は、秋の夜長に似合うバラード「さあいこう」へ。あたたかな手拍子とともに、[PREMIUM LIVE SHOWCASE]初日の最後を締めくくった。

Azumiのパフォーマンスの余韻に酔いしれているところで、ハーレーのMC“中の人”が登場。サプライズで高岩 遼を呼び込んだ。そして無茶ぶりも無茶ぶり、なんと、いきなりデュエットを要求したのだ。もちろんオーディエンスも大歓迎。実はこの二人、昨年ジャズライブで共演したという経緯がある。

「じゃあ、何にしますか?」とその場で決めたのがJAZZスタンダードの定番「Fly Me To The Moon」だった。SWING-Oのピアノが二人を盛り上げ、会場も一体となってスウィング。エンターテイメントを満喫したFREE[ER] WEEKEND in TOKYO初日となった。
Azumiは、12月17日(月) ワンマンライブ Love Lounge Vol.9 ~Holy Night Special~の開催の開催も決定している。

Azumiコメント
「昨年、初めてブルースカイヘブンでバイカーの皆さんの前で歌わせていただいたんですけど、あたたかく受け入れてくださるお客様ばかりでうれしかったです。今日はわたしを初めてご覧になるお客様もいると思ったので、自身のアルバムとwyolica時代の曲を取り混ぜて歌いました。(ハーレーのニューモデルを見て)フォルムのバランスが美しいですよね。そんなハーレーのイベントで、ここ代官山T-SITEもそうなんですけど、大人っぽい雰囲気の中で演奏させていただけてよかったです」

[Set List]
1. Carnival
2. LIFE is Music -I Got Rhythm-
3. シェルター
4. 一日の終わりは君と一緒に
5. Crazy Days
6. さあいこう
7. Fly Me To The Moon (高岩 遼とデュエット)

【次ページ:“Hit the Town”と名づけられたDay2へ】

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