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ブルスカ2017、ついに開催!ハーレーに触れて、感じて、体験した熱い1日を振り返る

2017.05.26

もはや初夏の富士スピードウェイの風物詩となった感もする、国内最大規模のハーレー乗りの祭典「BLUE SKY HEAVEN 2017(以下、ブルスカ)」が5月20日(土)〜21日(日)に開催された。今回はハーレーに憧れブルスカに初めて参加した、新山春華さんが体験した6つのプログラムを中心に振り返ってみよう。

往年のハーレーたちがレーシングコースをハイスピードで駆け抜けていく「ビンテージ H-D レーシングエキシビジョン」

雄大な富士の姿と、全国から続々と集まってくる鉄馬たちに圧倒されつつ、春華さんがまず最初に見たのは富士スピードウェイの本コースで開催された「ビンテージ H-D レーシングエキシビジョン」だった。
ハーレーダビッドソンと聞くと、ゆったりとクルージングするイメージが先行しがちだが、じつはレースシーンでも数え切れないほどの栄冠をもたらしてきた歴史があり、ドラッグレースやロードレースで輝かしい戦果を収めている。実際に現在でも、ファクトリーチームがアメリカのフラットトラックレーシングで大活躍しているのだ。

それを改めて実感できるのが、このエキシビジョン。全長4,563mのレーシングコースを空冷Vツインたちが唸りを上げて走る様は、あなたがこれまで持っていたハーレーのイメージを覆すものかもしれない。コンマ何秒かの走行タイムを競うため、参加車両は速く走るためだけに極限までチューニングされたマシンばかり。そこには絶対的な機能美があり、それを操るライダーの動作に無駄なものはない。アグレッシブな走りと強烈過ぎるほどのレーシングサウンドは、見る者のハートを熱くした。

春華「会場に到着してすぐ、ビンテージ H-D レーシングエキシビジョンを見学に行きました!製造から長い時を経た沢山のバイク達が走る姿を、スタンドから観られて、もう大興奮。年代もモデルも全く異なるハーレーが一緒に駆け抜ける姿が魅力的で、私の中でこれまで持っていたハーレーに対するイメージがガラリと変わった瞬間でした!」

世界的にも珍しい約1.5kmものホームストレートを自分の足で歩くという貴重な体験「ピットウォーキング」

「ピットウォーキング」では、通常なら立ち入ることのできないメインコース上を歩き、ビンテージハーレーの姿も間近に見ることができた。かつては世界最高峰の4輪レース「F1グランプリ」も開催されたことのある国際格式のレーシングコースには、ハイスピードレースの舞台となる全長1,475メートルものホームストレートがあり、このとてつもなく長い直線路は世界的に見ても非常に珍しく、ここでのバトルがレースでは見所のひとつとなっている。このプログラムでは、そのホームストレートの長さを自分の足で実感できるのだ。

春華「ピットウォークでは、エキシビジョンで実際に走っていたバイクが、ピット内の見学エリアよりも近付いて見られるのが嬉しいですね。ピットロードを歩けたのも、とても貴重な経験でした!」

自らのライディングテクニックを駆使し規定タイムジャストでのゴールを目指す「バトルトラックス」

毎年恒例となっているライディングイベントが「バトルトラックス」だ。安全なクローズドエリアにパイロンで仕立てた難関コースが設置され、参加者はそこを『ストリート 750(XG750 Street® 750)』に乗って規定のタイムジャストでゴールするのを目指して走る。つまり速すぎても、遅すぎてもダメ。コースの途中には、ハンドルを目一杯切らなければ曲がれないタイトコーナーもあるし、右に左に切り返すクランクがあるほか、最後には絶妙なバランス感覚でマシンを操らなければならない一本橋が待ち構える。今年の規定タイムは1分10秒に設定され、参加者は自分の成績に一喜一憂。成績優秀者にはフードエリアで使えるチケットが進呈され、1分10秒02のタイムを記録した女性は500円券をゲットしていた。

春華「大型免許を取得したら、一番最初にチャレンジしてみたいのがバトルトラックス!でも所定タイムでクリアどころか、オレンジ色のパイロンで作られたコースを覚えるのも大変そう…。そんな私を横に、スイスイとコースを抜けて行く女性ライダーの姿。(…カッコイイ!!)参加者の8割は男性との事でしたが、来年は私だって!と、心の中で意気込んでいました。」

レーシングコースを使って気になる最新モデルを思う存分に試乗できる「テストライド」

気になるハーレーダビッドソンの最新モデルを、レーシングコースを使って存分に試乗できる「テストライド」も大盛況だった。参加者たちは大興奮の様子で、走行後の声を紹介しよう。

福留実向子さん

ストリート750を愛車とし、このFreedom Magazineに以前出演いただいた女性ライダー、福留実向子さんもテストライドに参加していた。試乗したのは『ストリートボブ(FXDB Street Bob®)』で、「エンジンに迫力がありました」と、興奮冷めやらぬ様子。サーキットを走るのは初めてで「コーナーが怖くて、景色を見る余裕はなかったです」と苦笑い。「いつもはお父さんのリアシートで来ていましたが、自分のハーレーに乗って参加するブルスカは今回が初めて。その中でも、このテストライドは一番の想い出になりましたね」と、話してくれた。

福留沙向子さん

実向子さんのお姉さんもテストライドに参加し、『ヘリテイジ ソフテイル クラシック(FLSTC Heritage Softail™ Classic)』の乗り味を堪能した。いまは所有していないが、2年ほど前まではスポーツスター883に乗っていただけに、乗り始めてすぐに勘を取り戻した模様。「クラッチワークを思い出しましたし、またハーレーに乗りたくなりました」とニッコリ。妹さんやお父さんが所属する八王子チャプターで、7月に北海道ツーリングがあるそうだが、これを機に「久々にツーリングしてみたい」と、ハーレー熱が再燃したようだ。問題は1週間の休暇を取るのが難しいことで、バイクは「妹のストリート750を借りればいい」とコメントしていた。チャプター内でも評判の、仲良し美人姉妹だ。

NORIさん

ご夫婦でブルスカを楽しんでいたNORIさん。テストライドでは登場したばかりの『ロードキングスペシャル(FLHRXS Road King® Special)』をじっくりと試乗した。現在の愛車は2010年式の『CVO™ ストリートグライド(FLHXSE CVO™ Street Glide®)』で、搭載されるエンジンはTwin Cam 110。一番気になるのは新しいエンジンのフィーリングのようで「『ミルウォーキーエイト(Milwaukee Eight®)』114がどんな感じなのか知りたくて乗りました」と仰っていた。「下のトルクがあって乗りやすいですが、パンチは110の方がある気がします。静かに落ち着いたアイドリングですが、走行中は音がしっかり伝わってくるのが素晴らしいですね」と、その卓越した分析力もお見事としか言いようがない。

しょうちゃん

「ストレートでスピードを上げたら、感じる風が最高でした!」と、大満足だったことを明かしてくれたのは、ビューエル『XB9S』を所有するしょうちゃん。「せっかくなので、最上級モデルを」と試乗機種に選んだのがCVO™ ストリートグライド。「サーキットを走れるなんて夢のよう。アクセルをちょっと開けただけで、ものすごいトルクを感じました。CVO™をすぐに購入するのは無理ですが、いつかこういう上級グレードのツーリングモデルで、ロングツーリングに出掛けてみたいですね。あっ、妻とタンデムで行くのがいいですね」と、満面の笑みで話してくれたのが印象的だった。

ブルスカ2017春華のフォトレポート!

オープニングステージでは、ハーレーダビッドソン ジャパンの代表取締役、グレッグ・ウィリス氏がバイクに乗って登場!

ブルスカ2017、いよいよスタートです!

ジャンプスタート初体験。ドキドキワクワク!

春華「ジャンプスタートでは、私の人生初となる『バイクのエンジンをかける』という貴重な経験をする事が出来ました。今まで跨るだけだった私…今回は、エンジンをかけギアチェンジまで、スタッフの方に丁寧に教えていただきました。この経験でツーリングのイメージが湧きました。(一緒にツーリングに出かける仲間はこれから探すとして)今からハーレーに乗るのが楽しみになりました!」

車両の重さは約300kg!スタッフが引き起こしのコツを教えてくれました

ブルスカ公式グッズもゲット。爽やかなブルーカラーがお気に入り


ブルスカと言えばこのオリジナル限定ビール!毎回売り切れという噂だったので、朝一にゲット!

ドラッグマシンエキシビジョン、こんなに間近で見ました!


爆音と共にあっという間に加速!一気に見えなくなってしまいました

憧れのロードスターカフェカスタムに!やっぱりカッコいい!

メインステージで行われたミュージックライブ!盛り上がっています!

約1,000台規模のハーレーが全国から集結!「チャプターパレード」

メインコースでは様々なプログラムが催されたが、中でもおよそ1,000台近い数のハーレーが隊列を組んで走行するチャプターパレードは圧巻だった。全国から集結したチャプターがフラッグを掲げ、レーシングコースとメイン会場内特設コースを走行。これもまた毎年恒例のビッグイベントで、この感動体験がブルスカに人を引き寄せ続けている。

まだオートバイの免許を持っていない春華さんはジャンプスタートでハーレーダビッドソンのライドフィールを味わうことができたし、さらに「バイクの引き起こし体験」にも挑戦。小柄な女性でも、大きな車体を立て直すことができるとわかると「もしかしたら自分も、いつかハーレーに乗って走れる日が来るかも……」と目を輝かせていた。
展示コーナーでは数多くラインナップされている最新モデルをひとつずつじっくり見て、触って跨り、オフィシャルグッズも記念にゲット。BAR & FOODエリアではアメリカンフードに舌鼓を打ち、メインステージで繰り広げられるミュージックライブを満喫しつつ、夜空を彩る「BLUE SKY FIREWORKS」を眺めて初日を締め括った。こうして、春華さんのブルスカ初体験が終わった。

来年はきっと、あなたの番ですよ!!

Text:モーターサイクル ジャーナリスト 青木タカオ
Photos:柴田直行
モデル:新山春華

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