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イルミネーション&夜景とバイクをドラマティックに撮影するコツ。【ハーレー撮影講座-第2回 ソフテイル スリムS】

2016.12.14

POINT 2
街灯などの光を利用して、自然な色味の写真を撮ってみる

7507a【4】

7495a【5】

次に柴田さんは【4】のように街灯の光を車体が受ける場所に置いてファインダーをのぞいた。撮影した写真が【5】だ。車体はナトリウム灯のオレンジ色の光で照らされているが、背景のイルミネーションが後ろに程良くボヤけ、とても自然な色味で撮れた。柴田さんは言う。「ストロボを使わずとも、街にある光源を利用すれば被写体をそれなりに明るくして撮影することができます。また街灯のように真上から照らす光は雰囲気もいいのです」

7486a【6】

「ちょっと話が脱線しますね。ほら、こうやってイルミネーションとともに人が画面に入ってくると、自然と写真にドラマが生まれてくると思いませんか。ボクはこういうのが好きなんです。仲間と撮影に行ったときは、お互いに役者になりきって撮影すると楽しいですよ」
そう言って柴田さんが見せてくれたカットが【6】だ。今回は撮影スタッフに歩いてもらったが、知らない人を勝手に撮るのはマナー違反であり迷惑行為なので厳禁だ。

POINT 3
色を変えれば、写真の印象が大きく違ってくる

7515a【7】

そしてここでも柴田さんはフラッシュを使って、ソフテイル スリムSを細部に至るまでしっかり見せるよう写真に収めた。【7】である。
現代のモーターサイクルからすれば驚きだが、1957年までのハーレーダビッドソンにはリアサスペンションが装備されていなかった。このソフテイルファミリーは、そんな往年のフォルムを再現するためにリアショックユニットを車体の下に隠している。このリアビューは、ソフテイルならではの美しいフレームワークを見事に写し出している。

7515b【8】

「撮影者が意図したように撮れたら、もっと楽しいと思いませんか。今度は色温度(ホワイトバランス)を操ってみましょう」
柴田さんがそう言って撮影したのが【8】。クールな青い光の写真となり、ソフテイル スリムSの迫力がグッと増した。
「たとえば夕陽を撮ったとき、空の赤みがもっと出せたらいいのに……と、思うことがあると思います。そんなときに調整して欲しいのが、ホワイトバランスです。
今回はイルミネーションの電球の色を白く調整しました。同時にバイクにあたっている光の色も変わります」
見た人がいい写真だなぁと思う要素の中には、被写体や構図など様々なポイントがあるが、色もそのうちのひとつと言える。色を変えれば、写真の印象が大きく違ってくるのだ。

柴田さんが言うホワイトバランス。これは予めカメラに撮影時の光源の色調を設定してあげる機能であり、これをしないと白いものが青っぽくなったり黄色っぽくなったりしてしまう。白を正しく白として写せるように補正する機能ということになる。
「詳しい操作方法はここでは省きましょう。せっかくのデジタルカメラですから、とにかくたくさん撮っていろいろと試してみてください」
一眼レフでなくとも、コンパクトカメラでも設定機能があることが多く、太陽光、日陰、曇り、電球、蛍光灯などとモードを選べるようになっているから、柴田さんは夜景を撮るとき、いろいろと試し撮りしてみることをすすめる。基本は太陽光(晴天)モードで、曇りモードだと赤みがかり、電球モードだと青くなる傾向だと教えてくれた。

【次ページ:光を自在に操って、イメージした写真をつくろう】

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