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キャンプ旅に新たな彩りを。BOSE SOUNDLINK REVOLVE+ BLUETOOTH SPEAKERが生み出す画期的なサウンドとその世界観

2018.06.29

“大人になる”とは、歳を重ねるたびに増えていく、できれば雑事の引き出しに押し込みたいたくさんの面倒を受け入れていくことだ。しかし、受け入れるばかりでは息が詰まる。逃げはしないまでも時にはかわさないと、あっという間に老けてしまいそうで怖くなる。だから僕らはハーレーを手放さない。それはネガティブとか消極的という意味ではなく、心の中で時折顔を出す自由への期待を解放してやるために。そんな願いを増幅してくれるBOSE(ボーズ)のポータブルスピーカーSOUNDLINK REVOLVE+ BLUETOOTH SPEAKERとの出会いをきっかけに、ツーリングという名のささやかなさすらいを果たした−−−−というお話。

「REVOLVE+」ほど音楽を自由に聞かせてくれるスピーカーはない?

BOSEのポータブルスピーカーSOUNDLINK REVOLVE+ BLUETOOTH SPEAKER(右)と、SOUNDLINK REVOLVE+ BLUETOOTH SPEAKER。

このブランドに対して「画期的」という前置詞をつけたくなるのは、常に他とは違うアイデアとテクノロジーを僕らに見せてきたからだ。MIT教授である、アマー・G・ボーズ博士の研究成果の製品化を目的に、1964年に誕生したBOSE。最初のプロダクトは、1/8球体という不思議な形の「2201スピーカー」だった。それ以降、身近なところではCDやラジオが聴けるオールインワンオーディオやノイズキャンセリングヘッドホンや、完全ワイヤレスヘッドホン。最近ではサウンドウェアという新ジャンル、つまり音響と呼ばれる全領域でブランド名を表す四文字のアルファベットが浸透することになった。

そのBOSEで気になっていたのが、SOUNDLINK REVOLVE+ BLUETOOTH SPEAKER。愛称的に「REVOLVE+」と略させてもらうが、このポータブルスピーカー最大の特徴は、音が360°に響き渡るところだ。一般的なスピーカーは、それがどんな形状であれ音が出る前面がある。しかし「REVOLVE+」は、音の出口たる小さな穴がアルミ合金製本体の全周に渡って刻まれている上に、どこにも継ぎ目がないシームレスなので、形状自体から360°全方位に開かれていることが伝わってくる。

それって、普段は抑圧気味の自由への期待を解放するのに最適じゃないのか? しかも近頃音楽を聴くと言えばヘッドホンやイヤホンが中心で、スピーカーで鳴らすことも少なくなった。ということは、「REVOLVE+」のように音楽を自由に聴かせてくれるスピーカーは少ないのではないだろうか?

ストリートグライドのサドルケースに余裕で収まるサイズ感。ランタンのようなシルエットとハンドルが雰囲気を高めてくれる。

というような理屈は、どちらかと言えば後付けだ。自宅で「REVOLVE+」を鳴らしても、その「画期的」な効果は体験できる。にもかかわらず外へ持ち出そうとしたのは、本体デザインと半円のハンドルがランタンのように見えたから。ならばアウトドアだろうと。野外でこそ音楽自体と音楽を聴く気持ちを解放できるだろうと、ほぼ直感的にそう思った。

ストリートグライドが指し示す、今日の自由の方角

首都高速湾岸線に入るため、都心からレインボーブリッジへ。ウォーターフロントという呼び名はすでに古臭いけれど、水辺に近づくだけで不思議と気持ちが高揚してくる。

東京湾アクアラインの海ほたるパーキングエリアで小休憩。複雑に入り組む構造物と、広い空や海という自然物のコントラストは、しばし眺めていたい景色のひとつだ。

ひとまず海と山。実に安直だが、旅したい欲求を満たすのにそれ以外のロケーションは思いつかないし、一人で走るなら誰かに気配りする必要もない。そんなわけで、都心から空港をかすめ東京湾をまたぐルートで反対側の半島へ。耳慣れた単位に直せば1745㏄もある『ミルウォーキーエイト(Milwaukee Eight®)107』エンジンを搭載した『ストリートグライド(FLHX Street Glide ®)』は、その気になればほとんどのクルマを後方に追いやる加速を見せる。でも、今日に至ってはその気になる必要はない。自由とは速度に比例するものではないし、むしろゆっくりと日常から離れるほうが、体の隅々まで自由が染み渡っていくのが体感できるからだ。

ごく一部であれ房総半島の地形を眼下に収めることができる東京湾アクアラインの橋梁部分。多少の横風には動じないストリートグライドの低重心が頼もしい。

千葉県側の玄関口となる木更津~袖ケ浦で“行き当たりばったり”に見つけたナイスビュー。海沿いの直線道路とヤシの並木。誰が呼んだか、千葉フォルニアという。

長いアンダーグラウンドから始まる東京湾アクアラインは、トンネルを抜け出た先で最高地点に達した後、房総半島に向かって長い下り坂になる。そこでストリートグライドの巨大なフェアリングの中に備わる6.5インチフルカラーディスプレイに指を伸ばした。NAVI画面を呼び出して現れたのは方位磁石のグラフィック。海上で指し示すのは東南だ。いや、南東というのが正しいのか? どっちでもいい。とにかく今日の自由に向かう方角は、およそそっちで間違いないのだから。

もはや手放すことができないツーリングアイテム

目的のキャンプ地に到着。テント設営は手慣れたもの、手際よく設営したらチェアーで一服だ。あとは晩餐の時間まで、愛車と音楽を愉しむ。

行き当たりばったりの景色など楽しみつつ、緩やかな緑の斜面が広がるキャンプサイトへ。そこで朝まで過ごすか決めないまま、ひとまずテントを広げてみる。自由を期待しながらここまで来て自分の居場所を確保するというのは、あるいは矛盾した行為かもしれない。でも、それもどうでもいい。旅の本題は、「REVOLVE+」のアウトドア・エクスペリエンスだ。

「REVOLVE+」とスマートフォンをリンクさせる専用アプリ「BOSE CONNECTアプリ」をダウンロード。リンクさせれば登録している音楽をチョイス、日頃スマートフォンで聴くのとは違ったサウンドが辺りに広がっていく。

すべての操作は、スマートフォンに無料でダウンロードできる「BOSE CONNECTアプリ」で可能。すぐさま音楽を流してみると、文字通り「REVOLVE+」を中心にした音場がそこに現れる。言うまでもなく音は目に見えないが、その伝わり方はランタンや焚き火が醸し出す同心円状の暖かさに似ている。だから、何というか奇妙なまでに自然な鳴り方なのだ。癒されると表現してもいい。

アウトドアシーンにおいては必須とも言える防滴仕様となっている「REVOLVE+」。真新しくもタフな相棒の存在は心強い。

そしてまたBOSEは、この「REVOLVE+」を外に持ち出す前提で設計している点も好ましい。多少の雨や朝露に晒されても問題ない防滴仕様。最大バッテリー寿命は12時間。しかも耐衝撃にも優れている。連続再生は最大で16時間、朝から夜まで音楽を楽しむこともできる。

あぁ。と、暮れてゆく空を見上げ、この小さな旅の満足感から来る溜め息を吐いた。「REVOLVE+」、こんなに楽しいスピーカーは初めてだった。これはもはや手放すことができない新たなツーリングアイテムだ。音を聴く自由と、走り出す自由。その貴重な2枚のカードを持つよろこびを胸に秘め、さて雑事が待つ日常へ帰ろう。そして今度は自分以外の誰かと共に、自由を解放するこのささやかで素晴らしいさすらいを体験しようと思った。

[専用機能]2台繋げればさらに迫力の「パーティモード」

「REVOLVE+」もしくはコンパクトタイプの「REVOLVE」を2台組み合わせてさらなる広範囲サウンドを楽しめる「パーティモード」という使い方も可能。まるで音楽フェスに来ているかのような臨場感を味わえる。

もう1台「REVOLVE+」を、または同種類のコンパクトタイプの「REVOLVE」を用意して「パーティモード」に切り替えると、さらに驚きの音場体験ができます。広い空間で最適な音量を求めた場合に有効的な2台使いですが、ある程度の距離を置いた「REVOLVE+」の中間地点には、音が交差して膨らむスポットが生まれます。また、2台あればL-Rで楽しめるステレオモードも可能で、まさに野外フェスに近い臨場感あふれるダイナミックなサウンドが味わえるのです。

SOUNDLINK REVOLVE / SOUNDLINK REVOLVE+

REVOLVE

価格(税込):27,000円
カラー:トリプルブラック、ラックスグレー
詳しくはこちら

REVOLVE+

価格(税込):37,800円
カラー:トリプルブラック、ラックスグレー
詳しくはこちら

BOSE SOUNDLINK REVOLVE – Using the Speakerphone

Text:田村 十七男
Photos:YosukeKAMIYAMA

取材協力:モンベル
お問い合わせ:06-6536-5740

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