Share The Freedom
ARTICLE

美しいボケ味や多彩な構図もミラーレスなら。Canon「EOS M6」を使い倒して臨場感あふれるツーリング写真を撮ろう!【ハーレー撮影講座-第7回 特別編】

2018.05.11

POINT 3
難しい流し撮りをしなくても、ツーリング感たっぷりに撮るコツ

雑誌で良く見るバイクの走行シーン。バイクの写真を撮る重要なテクニックの一つに「流し撮り」があります。走っている速度に合わせてカメラを動かし、ピントはバイクに、背景は流れるようにぼやけることから、流し撮りと言います。
シャッタースピードを変更できるミラーレスカメラや一眼レフカメラは比較的、流し撮りをしやすいのですが、それでも、プロのカメラマンは流し撮りの練習をするほど難しいテクニックです。
今回は、あえて流し撮りをせず、それでいて臨場感あるツーリングフォトを撮るテクニックを増井カメラマンに伝授していただきました。

道路を多めに写し込むことでツーリング風景を際立たせる

【9】

バイクの走行シーンというと、ついバイクメインの写真になりがちですが、思い切って風景が主役の写真もおすすめです。とくに道路が多めの構図は、ツーリングという臨場感を表現することができます。
【9】では絞り値をf10に設定。全体的にピントが合う写真に仕上がっています。
撮影日はあいにくの曇天でしたが、濃い緑の木々の中で緩やかにカーブが連続する道路が浮き上がり、バイクにも目が行く一枚になりました。

動く被写体は連写や追随機能などカメラのモードにおまかせ

【10】

こちらのカットも、思い切って道路を多めに取り込んだ構図ですが、【9】に比べてバイクとカメラマンとの距離が近いため、走っているバイクにピントを合わせるのはより難しいもの。
そんなときは、被写体に焦点が追随する「サーボAF」機能を使って撮影してみましょう。
【10】は絞り値f20と全体的にピントが合う設定にしていますが、AF追従機能によって、ほんの少しだけ背景が流れているものの、しっかりバイクにピントが来ています。
難しい流し撮りを練習しなくても、カメラの機能をマスターすればかっこいい走りカットをキメることができますね。

POINT 4
絞り値をマスターして、ミラーレスならではのボケ味を堪能!

スカッと晴れた日なら、どんな場所で写真を撮っても絵になるものですが、曇り空や雨だとなかなか良い写真が撮れない……、なんてお悩みはありませんか。
そんなときは、カッコイイ「ディテール写真」にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
絞り値を自在に設定できるミラーレスカメラなら、大胆に絞り値を開いて(数字を小さい方へ)ボケ味を生かした写真を撮影することができます。
被写体に近寄って撮る方法と、望遠レンズを使ってボケ味を出す方法があります。

【11】

たとえば、愛車のエンブレムも、こんな風にボケ味を生かした写真にすると、奥行き感とメタリックなマテリアル感が表現でき、ツーリング写真のスパイスとなることでしょう。絞り値はf2です。

【12】

こちらは、フェンダーの写し込みを切り取った一枚です。
フェンダーに写り込んだヘッドライトに、くっきりとピントが来ています。写り込んだ雲や、フロントフォークや周囲の地面はボカされているので、より印象深い写真となりました。こちらも絞り値はf2です。

絞り値やピントの位置で劇的に異なる雰囲気の写真が撮れるミラーレスカメラ。レンズ交換もできますから、より表現の幅が広がりますよね。それでいて、コンパクトなサイズなので、ツーリングにはもってこい。
ちょっとしたコツで本格的な写真が撮れるミラーレスカメラでツーリングシーンを残してみませんか。

さらに上のレベルを目指すなら!EOS 6D MarkⅡ

ミラーレスでカメラの楽しさを知ったなら、一眼レフでさらに上級レベルの撮影テクニックを使ってみたくなることでしょう。

【13】

【14】

【14】は、【13】に「偏光フィルター(PLフィルター)」を被せて撮影したものです。偏光フィルターとは、余分な光をカットして被写体本来の色を表現したい場合に使います。通常、レンズにマウントして使います。
この作例の場合、天候は曇天ですが、やや太陽光が強いために海が白飛びしてしまっています。これに偏光フィルターを被せることで、よりコントラストがはっきりとした写真になりました。
ファットボーイも、メタリックなディティールが強調されるとともに、赤い車体が本来のより渋い色味で表現されています。

EOS M6が体験できるイベント、ブルースカイヘブン

5月19日(土)・20日(日)に富士スピードウェイでの開催が迫る、恒例の「BLUE SKY HEAVEN 2018」。昨年も好評だったCanon「EOS M6 撮影体験ブース」が設置されます。開場ではEOS M6が自由に体験できるほか、今回担当のフォトグラファー増井 貴光さんもブースに来場するので、撮影のお悩み相談やレクチャーを受けることができますよ。また、インスタグラムで豪華賞品が当たるハッシュタグキャンペーンも開催されていますので、ぜひあなたのハーレー写真を投稿してみては!

フォトグラファー:増井 貴光さん
モーターサイクルのフィールドを中心に広告、雑誌等の撮影、コラム執筆などで活躍中。愛車はハーレーFLTRX。古典芸能やアメリカインディアンの文化から多大なる影響を受ける。バイクによる旅の写真や水中写真をライフワークとし、日本国内、海外での取材・撮影は自らバイクを操り走行しながらシャッターを切ることも多い。

使用したカメラ
カメラ:Canon EOS M6
レンズ:EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM / EF-M22mm F2 STM / EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM

カメラ:Canon EOS 6D MarkⅡ
レンズ:EF70-200mm F2.8L IS II USM

Text:バイクジャーナリスト 小林 ゆき

ハーレーダビッドソン × “This” is my life. Instagramハッシュタグキャンペーン
https://ptl.imagegateway.net/contents/original/photocontest/harley2018/index.html?id=cig_top

そのほかの撮り方講座はこちら!

PHOTO GALLERY

HARLEY-DAVIDSON JAPAN

FOLLOW US!!
PREV

POPULAR RANKING

NEXT

NEW ARRIVALS