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カスタムビルダー王者を決める「バトル・オブ・ザ・キングス」入賞マシンが決定!公式カスタムマシンが大阪モーターサイクルショーに登場

2018.03.20

まさに三者三様。同じベース車両『フォーティーエイト(XL1200X Forty-Eight®)』だというのに、それぞれが異なるテイストを持ち、何者にも似ていないオリジナリティを醸し出している。ハーレーダビッドソン公式オンラインカスタムコンテスト「Battle Of The Kings(バトル・オブ・ザ・キングス)」の受賞作品たちだ。

大阪モーターサイクルショーでベスト3を発表!

バトル・オブ・ザ・キングスとはいったい何なのか……!?
それはハーレーダビッドソン正規ディーラーのNo.1カスタムビルダーを決定するオンラインコンテストで、純正パーツを50%以上用いて実際に公道走行が可能なカスタムであることを絶対条件にカスタムの技術を競う。
今年は全国から53台がエントリーされ、特設サイトからの一般投票によって受賞モデルが決まった。

ハーレーダビッドソン ジャパンは2018年3月16日、第34回大阪モーターサイクルショー 2018(インテックス大阪)にて今年のバトル・オブ・ザ・キングスの結果を発表した。
2018年度の王者として優勝の栄冠を手にしたのはハーレーダビッドソン 静岡が手がけた「DALI」。最新コレクション「BRASS COLLECTION(ブラス・コレクション)」のパーツを各部にあしらい、フロントサスペンションをスプリンガーフォークにした独創的なスタイルが目を惹く。

ハーレーダビッドソンの歴史はカスタムとともにある

表彰式でハーレーダビッドソン ジャパン代表取締役、グレッグ・ウィリスは「創業以来115年、我々の歴史はカスタムとともにある」とコメントした。それと言うのも、1903年に創業したハーレーダビッドソンは、9年後の1912年にはパーツ&アクセサリー部門を立ち上げて愛車をカスタマイズする楽しみを提案しているからだ。
大阪モーターサイクルショーのハーレーダビッドソンブースも、正面のメインステージに飾られているのは入賞したカスタムマシンであり、そのまわりをニューモデルたちが取り囲むというレイアウト。そんな展示内容からも、ハーレーダビッドソンがいかにカスタムを“誇り”に思い、重視しているかがよく分かる。

スポーツスター60周年を飾る唯一無二のスタイル

バトル・オブ・ザ・キングス2018王者に輝いた「DALI」

さて、No.1に輝いた「DALI」だが、クラシカルなスタイルの中に現代のハーレーを象徴するダークカスタムのエッセンスが融合し、唯一無二のムードを漂わせている。
圧倒的な存在感を放つスプリンガーフォークをフロントサスペンションに用いて、小振りなヘッドライトを組み合わせる手法は定石通りだが、前後16インチにファットタイヤを履くフォーティーエイトらしい足まわりをそのままにすることで、独創的なフロントエンドを形成。
9スポークホイールのブラック&クロームのコントラストに呼応するかのように、エッジカットのハンドグリップやヘッドライトグリルを用いてさり気なく統一感を出しているのも、研ぎ澄まされたセンスを感じずにはいられない。

そして登場したばかりのブラス・コレクションは、ガレージでハンドメイドしたかのような武骨さと温もりを合わせ持つ真鍮の質感が目を惹くが、ダークカスタムとの相性が存外に良いことも再認識させられた。

そんな真鍮が持つアンティーク調の質感に合わせ、フォーティーエイトの顔ともいえる燃料タンクは大胆なゴールドに塗られている反面シンプルなグラフィックと色調で落ち着いた雰囲気で、ボディ全体に上手く溶け込んでいる。

ソロサドルシートは現行モデルに合わせるのが難しいパーツだが、違和感なくフィットさせているのも見事としか言いようがない。
リアフェンダーを思いきって短くカットし、ボブテイルに似つかわしい丸いテールライトを装備。ドライブベルトのカバーを外すなどして、メタルのシートパンにレザーが貼られただけのサドルシートとの調和を巧みに演出しているのだ。

このマシンは、ハンドシフトとなっていることにも驚く。ギヤチェンジは足もとから伸びたシフトレバーを左手でし、クラッチはハンドルのレバーではなく左足のフットペダルで操作する。ワイヤーの処理も絶妙で、アイデアの斬新さだけでなく仕上がりが美しいことを称賛したい。

ハーレーダビッドソン 静岡 プロジェクトリーダーの渡辺 廣彬さん

プロジェクトリーダーの渡辺 廣彬さん(ハーレーダビッドソン 静岡)は「日本のみならず、世界のバイクファンにも見ていただけるモーターサイクルショーの舞台で、このバイクを発信できて良かった」と喜びを露わにした。
今回のコンテストにかける意気込みは一際強かったが、それはベース車両が生誕60周年を迎えたスポーツスターであったからだ。渡辺さんはこう言う。
「ハーレーダビッドソン静岡の母体となる渡辺モータースが開業したのが、初代スポーツスターが発売されたのと同じ、60年前のことなんです。まだ20代半ばだった僕の祖父が、静岡の地で自動車整備会社を始めてから60年。サイドカバーには、誇りを込めてその数字が描かれています」
スポーツスターと自らのショップの歴史を重ね合わせ生まれた渾身の1台が、見事に栄冠を掴んだというわけだ。

【次ページ:外装のペイントはブルージーンズを身にまとわせるイメージ】

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