Freedom Interview
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TUBE 角野 秀行さん・春畑 道哉さんに訊く、愛車ナックルヘッド・ショベルヘッドとの出会い、そしてハーレーに乗り続ける理由とは

2018.04.27

「ハーレーは乗っているだけで幸せになれるもの」

――大人になっても興味の的であり続けるバイクの魅力とは何でしょう?

角野 日常の中では、あれこれ雑多なことを考えないわけにはいかないけれど、ハーレーに乗っている瞬間は無心になれるところじゃないかな。

春畑 バンドメンバーやTUBE周辺のスタッフにバイク乗りが多いから、みんなで走りに行くのも楽しいよね。一度大勢で仙台まで行ったことがありますよ。

角野 ハワイでライブがあったときも現地でハーレーを借りて、オアフ島を1周したね。そうそう、「Let’s go to the sea ~OASIS~」のミュージックビデオはぜひ見てください。ハワイロケで僕らがハーレーに乗っているシーンがたくさん登場します。

――ツーリングにはよく行かれますか?

角野 最近は年に1~2回だけど、ハルとも出かけますよ。

春畑 逗子や千葉に美味い魚を食べに。でも僕ら、いっしょに走るメンバーにはいつも置いていかれちゃうね。

角野 俺ら直線をゆっくり走るのが好きだから(笑)。スピードじゃないんですよ、ハーレーは。乗っているだけで幸せになれるもの。

春畑 仲間と走れるのはいいですよ。バイクはそれもひっくるめて、ずっと憧れの対象であり続けると思う。

角野 大事なコミュニケーションツールでもあるね。

「114って1868㏄のことなの? 片方のシリンダーだけで900㏄以上?」。そう聞いてしばし言葉を失う角野さん

春畑さんは、ヘリテイジクラシックを見た瞬間から「乗りやすそうだな」と羨望の眼差しを向けていた

――ちなみに、最新のハーレーは気になりますか?

春畑 僕はこれ『ヘリテイジ クラシック(FLHCS Heritage Classic 114)』がいい! 絶対、快適でしょ。

角野 わかる。歳を重ねてくると、いかにセルスターターが素晴らしい発明かが身に染みてくるからね。俺は『ストリートグライド(FLHX Street Glide®)』がいいなあ。このでっかいカウルがいかにもハーレーらしいバランスを取っていて、ナックルと併用で持ってみたい。

――これまたいくらか強引な質問ですが、ハーレーと音楽につながりを感じますか?

角野 先にハーレーに乗ると無心になれると言ったんですが、これがあるんですよ。エンジンのビートに触発されるのか、なんかアイデアが浮かぶ事がありますね。

春畑 僕もアレンジを思いつくことがあります。特にレコーディングの期間、高速道路を走っていると、ふとメロディやリズムパターンが浮かんできて、ヘルメットの中で大声で歌っちゃうんですよね。

角野 めちゃくちゃ耳に響くだろ?

春畑 めっちゃ歌ってるからね(笑)。

「楽器もバイクもこれだけは生涯手放せない」

――ここでTUBEの最新情報を。2018年5月3日から23都市26公演のライブツアー「TUBE LIVE AROUND 2018 〜燦々・晴レルヤ!Yeah!Yeah!Yeah!〜」が始まります。どんなライブになりますか?

角野 今回も音楽を通じて喜怒哀楽を伝えたいですね。TUBEを見たことがない人でも楽しめる内容です。

春畑 何年もツアーをやっているので、常にワンパターンにならない新しいチャレンジをしたいです。他のバンドじゃまずやらないだろうってことを。

――たとえばどんな感じですか?

角野 今回のツアーはまだ秘密ですけど、前回は全員でタンバリンを叩きました。堺 正章さん直伝で。

春畑 奥が深いと思いきや、「やればやるほど奥が浅いでしょ?」という堺さんのオチもついてました(笑)。

――それにしても、1985年のデビュー以来ずっと同じメンバーでバンドが続けられる理由とはいったい何でしょうか?

春畑 「こんなことやったら楽しいんじゃない?」みたいなアイデアを出し合って爆笑してる感覚は、高校生の頃と何も変わってないんですよね。

角野 ほぼ、くだらない雑談ですよ。それで響き合える関係だから続くのかな。この前、デビューのきっかけになった東京・町田のライブハウスに立ち寄って、高校生バンドの演奏を見たんですね。俺らもこんな感じだったなあと懐かしくなりましたよ。

――最後にマニアックな質問をします。それぞれのハーレーを楽器にたとえてもらえますか?

春畑 アメリカの音楽とバイクが好きという点で言えば、僕も持っている54年のフェンダー・ストラトキャスターですね。この年代のストラトは太くて温かくて心地よいサウンドで、それは自分のハーレーにも通じていると思います。安心する音です。

角野 長く付き合いたいと思えるところを共通項にするなら、TUBEでもっとも長く使っている62年のフェンダー・ジャズベース。ハルがギター弾いて、(松本)玲二がドラムを叩いて、前田(亘輝)が歌うときにいちばんしっくりくるんです。最新の楽器も使いながら、これだけは生涯手放せないというのも、自分のハーレーと同じですね。

Text:田村 十七男
Photos:安井 宏充

TUBE

1985年6月1日、“THE TUBE”としてシングル「ベストセラー・サマー」でデビュー。1986年4月、バンド名を新たに“TUBE”と変え、3rdシングル「シーズン・イン・ザ・サン」をリリースし大ヒット。その後も「あー夏休み」、「夏を待ちきれなくて」、「夏を抱きしめて」、「だって夏じゃない」等、夏をテーマにした楽曲を多数ヒットチャートに送り出し、“夏=TUBE”というイメージを、ミュージックシーンのみならず広く世間一般にも定着させる。

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