Freedom Interview
ARTICLE

ORIGINAL LOVE 田島 貴男 × SANABAGUN. 高岩 遼・隅垣 元佐のハーレーオーナー対談!ブルスカ2018出演アーティストが語るバイク&ミュージック【前編】

2018.03.31

「でもね、バイクに乗った経験が音楽にいいように現れるところもあるし」(田島)

──そもそも、音楽をやっているのにバイクで怪我したらどうするんだって言われませんでしたか?

田島 いや、周りの人はあんまり……(笑)。無言のプレッシャーはあったけどね。バイクに乗った経験が音楽にいいように現れるところもあるし。面白い体験もあったから。でもやっぱりね、1年半くらいで止めましたね、オフロードは。あまりにも危険なんで(笑)。モトクロッサーって知ってる?エックスゲームみたいな。

高岩 あー分かります。やりたいですね!

田島 危険極まりないよね(笑)。骨を折るのなんて当たり前でね、日常的なことなんで。楽器ひかなきゃ大丈夫だけどね(笑)。絶対、怪我しないようにしようと思ったけど、無理だね。レースだと全開にしないといけないんだよね。どのみち全開にしないといけないんだけど、全開になんかできないんだよね。怖くて。立って乗るじゃないですか。周りの人が、「全開にしなきゃだめだー!」「開けろー!」って言うんだけど(笑)。そういうことをやってたんだけど、何回か危ないこともあって、モトクロッサーは友達にあげちゃって。でもすごく面白かったよね。

最初に行ったオフロードコースは、福島の方の……。あ、ハーレーの話からは外れちゃうけどね、ごめんね(笑)。でもさぁ、自分の中でそのオフロードの話は自分のバイク体験としてすごく大きくて(笑)。それで、そこのレース場に初めて行ったの。なんで行ったかと言うと、モトクロッサーを貸してくれるからなんだよね。装備から何から全部貸してくれる。

高岩 貸してくれるんですか。うわ、めっちゃ行きてー!

田島 で、朝の5時くらいに起きて、ハーレーで向かって、そこに着いた時点でヘロヘロなんだよね。着いたら、ものすごい崖をバイクが上って行くのが見えるんだよね、バババーっ!って。壁みたいなところを。びっくりしましたね。傾斜度がね、45度じゃないよ、もっとだよね。ものすごい音で登って行くんだよね。なんだこりゃー!と思って。でも、ひょっとして、これみんなやってるから登れるんじゃねーかと思って(笑)。

“500メートルマック”と“朝峠”の楽しみ

──SANABAGUN.のお二人は免許を取って間もないですが、どんな風にバイクを楽しんでいますか?

隅垣 家の近くにマックがあって。家からほんの500mくらいの距離なんですけど。いままでは原付しかなかったのでそれで行くと、周りの人が小馬鹿にした目で見てくるような気がして。でも、ストリートでマックに行くと、周りの人が「おぉ?!」みたいな(笑)。ついに変わった!っていうのが最近の楽しみで。短い距離でもすんごい楽しくて。

田島 俺も最初そうだったな。どんなに短い距離でもバイクで行くみたいな。それが唯一の楽しみでした。

高岩 最近の楽しみは……。不忍通りの先の、目白まで行かないあたりに、左に曲がると勾配がめちゃくちゃヤバいところがあって。そこをドーン!!って行くという。メッチャ下りで。ドーンって行くんですよ、直線なんですけど。あれが超楽しくて。遠回りなんですけど、わざわざ行くんです。

田島 ハーレー買ったばっかりの頃、アトリエには朝11時に行くんだけど、その前に朝6時ぐらいに起きて1回山梨に行くの。

高岩 山梨まで!

田島 うん。「朝峠」。それで、峠をわーと走ってからアトリエに行くの。ヘロヘロですよ。朝から(笑)。

──朝マックならぬ、朝峠!流行らせたいですね!

高岩・隅垣 朝峠、いいっすね! 

田島 中央高速の八王子から先の、山梨に入ったあたりの……。都会から1番近い峠があるんですよ。あそこいいですよ。あんまりバイクも通ってなくて、結構曲がりくねってて。楽しいよ。

高岩 行こうよ、レコーディングの前に。

隅垣 朝早く起きて二人で(笑)。

田島 怪我には気をつけてね(笑)。俺は1人で行ってたけど。やっぱ怪我したら終わりだから(笑)

隅垣 リハに現れないとか、ヤバいっすよね(笑)。

田島 あと、計画も立てずに宿も取らずに、バイクのタンクに地図を載せて、高速で松本あたりまで行って。そっから木曽山脈あるじゃない、あれを、峠をずっと下って浜松の方まで行くの。いま考えると死ぬんじゃないかって言うすごい距離があって。しかも落石がいっぱいあって。1回、落石にパパサンのハンドルがとられて(笑)。大丈夫だったんだけど。あと、山の頂上で、悪天候で風と雨と雷が凄くて。あれ危ないですよね。1人で走っていると怖いです。何人かで走っていると何とかなりそうだけど。暗くなってきて、ギアもなかなか入らなくなったりして。それで、夜7時ぐらいになって暗くて何も見えなくなって。街灯もないから。ガソリンスタンドの人にこの辺で宿はありませんかって聞いて、あそこに泊まれるところがあるよって言われて。普通の民家みたいなところなんだけど、泊まらせてくださいって言って。そしたら寝間着の子供が出てきて(笑)。そしたらその子が「お父さん!お父さん!」て叫んでさ。全然営業してないような、そんな旅館だったんだけど。……とかさ。

──SANABAGUN.の二人は遠出と言うとどこまで?

隅垣 免許を取ってすぐのころ、海岸沿いをそのまま静岡まで走って行ったり。あと三浦半島走ったりしました。

田島 伊豆半島は行った?

隅垣 伊豆半島は、先端までは行けたんですけど、裏側まではまだ行けてないです。

田島 伊豆一周とか懐かしいなぁ。

隅垣 走ってたら、途中でちょっときついなぁと思い始めて。

田島 伊豆一周は結構大変だよね。俺はよくやったよ、冬は伊豆1周。夏は山梨の方。冬は伊豆は雪降んないからね。山のほうは凍結するけど、伊豆周辺の下道は凍結しないから冬でも走れるからね。でも朝寒いから、下田あたりでめげることがあるんだよね。めげた時はターンパイクの上を通って帰るんだけどね。そうすると、道が凍ってて。凍結防止剤巻いてあるじゃないですか、あれが滑るんだよね。

──高岩さんは遠出って言うと?

高岩 日光の方まで行って、ボロボロだったですね。冬で、さすがに止まりまくって。それは前に乗ってたバイクだったんですけど。キックを何回もかけて、セルがほぼ効かなくて。最悪でしたね(笑)。

田島 モトクロッサーはキックだったんだよね。初めて乗った時全くかからなくてさ。それで誰かに頼みたいんだけど。バイクの先輩がお前が自分でやれって言う。2時間ぐらいしてやっとかかったよ。うまい人がかけるとすぐかかるんだけどねぇ。コースを走ってる最中に途中でエンストして。そういう時にかからないじゃない。そしたら、どけっとか言われて。知らないおじさんが来てさぁ、一発でかかって。何かクランクの位置がどうのこうのって。わかんないけど。とかね。

──お二人はカスタムとかされてるんですか?

高岩 いやいや、まだ余裕がないんで(笑)。

隅垣 まだiPhoneを取り付けるホルダーだけですよ(笑)。

田島 これからどんどんやりたくなると思うよ。お金が入ったらどんどんそっちにね(笑)。金かかるからね。音楽やって儲けたことが全部そっちにね(笑)。

高岩 そうしたいです。まずは。

田島 わかるね。

──田島さん、いまハーレーはどうされてるんですか?

田島 7年前から「ひとりソウルショウ」や、弾き語りやるようになって、それがだいたい土日なの。それであんまり走れなくなっちゃって。ちょうどハーレーにハマり始めたときは、バンドツアーだけだったのをひとりでもライブをできるように準備してる時期で。結構時間があって。そのときにバイクにはまったんだよね。だからしょっちゅうツーリングに行ってた。ライブで忙しくなってからだんだん乗らなくなくなってきて。

──ツイッターを拝見すると、ずっと働いてらっしゃるイメージがあります。

田島 ずっと働いてる。ひとりで(笑)。

──ツアー行ってるか、アトリエにいるか、走っているか、カレー作っているか(笑)。

田島 (笑)今、SANABAGUN.の二人は20代でしょう、これからきっと楽しいよね。

高岩 楽しみたいですね!

田島 もうちょっとバイクに乗ってる時だったら、一緒にツーリングとか行きたかったね。

高岩&隅垣 行きたいです!!

──ブルスカでぜひ一緒にサーキット走りましょう!

田島 ギア、入れられるかな(笑)

ハーレーオーナー対談【後編】を読む!

車両:ローライダー(FXLR Low Rider®)
ファットボブ 114(FXFBS Fat Bob® 114)
Text:バイクジャーナリスト 小林 ゆき
Photos:横山 マサト

ORIGINAL LOVE

85年に結成した前身バンドが87年にORIGINAL LOVEと改名。91年にオリジナル・ラブとして『LOVE! LOVE! & LOVE!』でメジャーデビュー。(第33回日本レコード大賞最優秀アルバム・ニュー・アーティスト賞を受賞) 代表作として、シングル『接吻』(日本テレビ系土曜グランド劇場『大人のキス』主題歌)、『プライマル』(読売テレビ • 日本テレビ系ドラマ『オンリー・ユー~愛されて~』主題 歌)。アルバム『風の歌を聴け』などがある。 近年は、サントリー角瓶のCMソング『ウイスキーが、お好きでしょ』で話題を集める。また現在はバンド形態のORIGINAL LOVEのみならず田島貴男として「ひとりソウル・ショウ」「弾き語り」などで新機軸をみせる。
HP:http://originallove.com/
Twitter:https://twitter.com/tajima_takao

SANABAGUN.

渋谷ストリート発! レペゼンゆとり教育、平成生まれの生HIP HOPチーム!2014年より現在の8人編成で活動を開始。サックス、トランペットを含む、楽器隊6人による鉄壁のジャズ・グルーブに、ボーカリストとラッパーが織り成すオリジナリティ溢れるリリックが融合した、新世代のストリート・ミュージック。メンバー全員が20代の腕利きミュージシャンであり、サナバガン以外にも活動の幅を広げ、サポートのオファーも急増中。メンバーそれぞれのファッショナブルなルックスも注目されている。
HP:http://sanabagun.jp/
Twitter:https://twitter.com/sanabagun

HARLEY-DAVIDSON JAPAN

FOLLOW US!!

NEW ARRIVALS